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本当は、仕事も何も手につかないくらいに
優太に会いたくて仕方ないのに･･･。
優太がどんな表情で、どんな言葉で
あの日の状況を言葉にするのか聞くのが怖くて
どうしても、優太に会う勇気が出なかった。
優太が、私を裏切るような人じゃないって
そんなの分かりきってるのに
それでも、あの優しい目を他の女性に向けているのを見たら
どうしても不安になって、臆病になっちゃうんだよ。
｢･････････はぁ。｣
休日の朝を、眠れないまま迎えた私は
気晴らしにSNSで見て気になってたパン屋さんにでも行こうと
一駅先にあるパン屋まで歩いて向かった。
音楽を聴きながら歩いていると
少しだけ気は紛れるけど
パン屋についてすぐ、焼きたてのパンの匂いに
優太のはどれを買って帰ろう。なんて
無意識にそんなこと思い浮かべては、今の状況にハッとして落ち込む。
｢･･･あの、もしかして。｣
｢･･････っ！？｣
店内に入って、お目当てのクロワッサンを
トレーに乗せていると
後ろから突然肩をトントンと遠慮気味に叩かれ
驚いて振り向けば、
そこには、つい最近 私の胸をざわつかせた人物が立っていた。
｢岸さんの彼女さんですよね？
この間は、本当にすみませんでした。｣
私が見た時は、涙で目を赤くさせていた彼女だったけれど
今はとても穏やかな表情で
目を丸くさせてる私に、申し訳なさそうに眉を下げてる
そんな姿に、言葉を返そうとは思うものの
彼女の後ろに立ってる神々しいオーラを放つ人物に唖然としちゃって。
｢あ、あの･･･後ろの方は？｣
｢えっと、その･･･彼氏なんですけど、
この間、大喧嘩しちゃって･･･それで、その場に
偶然居合わす事になった岸さんを
巻き込む形になりまして･･････。｣
と、眉を下げて話す彼女の後に続いて
｢初めまして。平野紫耀です。
岸さんとは仲良くさせてもらってて
よく彼女さんの話きかせてもらうんですけど
まさかこんなところでお会いするとは。｣
と、優太からよく耳にしていた名前の持ち主は
ハスキーなボイスを響かせて
私と同じく目を丸くしているけれど
正直今、目に入ってくる情報が豪華すぎてパニックになってる。
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ひより(プロフ) - aさん» ありがとうございます(*^^*)話数が余りましたら、おまけとしてアップしますね♡ (2023年3月23日 21時) (
レス) @page8 id: 2f81b88338 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - エンジェルキッス、素敵なお話すぎました（ ; ; ）また機会があれば続編も見てみたいです（ ; ; ） (2023年3月23日 13時) (レス) id: a51afee712 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - ゆの（KP）さん» ありがとうございます(*^^*)ぜひ次回の更新時も読んで頂けると嬉しいです♡ (2023年3月23日 12時) (レス) id: 2f81b88338 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの（KP）(プロフ) - すんごく素敵でした、すんごくおもしろかったです、また読みに来させていただきます。 (2023年3月22日 16時) (レス) @page21 id: ebd16971c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひより
| 作成日時：2023年3月22日 0時
