★僕 ページ42
．
．
『自分でも知らなかった。僕って、好きな人には恥ずかしくて、冷たくなるのかと思ってた。
今までは、そうしちゃっていたよね？ごめんね。』
恥ずかしいって言いながらも、僕にスリスリしてくるAちゃんの髪の毛を梳いたり、頭を撫でる。
『でも…彼女には、甘くなっちゃうみたいだなぁ〜はじめてだな、こんな自分。』
「彼女！！はじめて！？」
『うん。ちゃんと好きになったのも、はじめてだし、その大好きな人と付き合うのも、はじめてだから…
Aちゃんが、全部僕のはじめての女の子だね。』
「でも、彼女いたんでしょ？」
『あぁ、うん 一応そんな感じになっちゃって。でも彼女っていうのも名前だけというか、なんとなく付き合った事は付き合ったけど。みたいな感じかな？』
「悪い男…だったんだ？」
『いや、違うって！とにかく。本気で好きになったのも、こんなに自分を変えちゃうのもAちゃんだけ！Aちゃんがはじめてだから！』
「ふふふっ 嬉しいー！今までの苦労が報われたな。ギョンス君のせいで勉強もしたし、歌も頑張ったし…あれ？いい事しかない！？」
『うん、うん、僕のおかげか。』
「ホントだ！ギョンス君のおかげで、少しはお勉強したし、料理も少しできるようになった！
将来何になりたいかも決まった！やだ、ギョンス君凄いよ、私を成長させてくれたのは全部ギョンス君のおかげだ！」
『本当に？実は…歌手になりたいってのは僕だけで、無理矢理Aちゃんを引きずり込むような感じで、大丈夫かな？って思っていたけど。
でも、それだけAちゃんの歌声には感動したんだ。あの時からAちゃんの色んな魅力にハマったんだ。』
「私は、ひとめぼれ だったよ？」
『それは…もちろん、はじめから可愛くて素敵な人だなとは思っていたけど…僕も。』
「え！？そうなの？初耳、いや、そんなふうに感じなかったから本当に？嬉しいから！」
『僕は、Aちゃんに惹かれないように、好きにならないように、って頑張ってたんだ。
なのに、歌っている所を見て聴いて、無理そうだな。って気づいて。』
「なんか、泣きそうだよ…嬉しすぎる。」
『だからさ、Aちゃんにはすごく魅力があるんだ。歌手になって、みんなにAちゃんの歌を聴いてもらいたいんだ。』
．
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
xxl(プロフ) - dopuさん» はじめまして。コメントありがとうございます。お友だち限定のお話は、おまけ程度ですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。友だち申請はがないようなのでこちらから送っておきますねー！？ (2018年3月26日 15時) (
レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
dopu(プロフ) - はじめまして！小説面白く読ませてもらってます。もしよければ友達申請していただけませんか？続きが気になって！ぎょんちゃん大好きな20代です。よろしくお願いします！ (2018年3月26日 11時) (レス) id: a9498ef5ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2017年10月6日 19時
