★僕は… ページ34
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何が夢のため、自分のため、
Aさんの、ベクのため。だよ
Aさんの気持ちは分かっていた。
ギョンス君、ギョンス君って僕にばかりで、
ベクとか、チャニョルとか、ジョンデには全く興味はないのも分かっていたのに。
前に近づいてきた女の子は、僕に気があるふりをして、本当は周りにいる友だちと仲良くなりたかった、って分かった時はやっぱり。と思った。
Aさんがそんな子じゃないのは、とっくにわかっていたけど、ベクが本気で好きだって言うから
僕なんかよりも、きっとベクといた方が楽しいだろうし、幸せなんじゃないか、って思ってた。
僕は勉強や歌を頑張るんだ、女の子になんて興味ないんだ、そう思いこんで頑張っていたのに…
なんで、なんで、ずっとずっと…
好きって態度が変わらないの？
僕だけを特別にしてくれるの？
嫌いになんかなれないよ！
嫌だなんて思ったこともない。
席が離れたら、残念だと思ったし
クラスが離れたら、がっかりした。
お弁当だって、本当は僕が一番に食べたかった。
いつもいつもベクに嫉妬して、
毎時間来てくれたのに、来なくなった時には寂しくなって気になって、たった半日だったのに。
どうしたらいいのかわからなくなったんだ。
僕の中にAさんの割合が大きくなり過ぎて、居ないと物足りなくて心がスカスカして…
会えない日はいつもAさんの事を考えていた。
自分でも気付きたくなかったのに。
こんなにも好きになっていた事を。
歌手になるために、それだけを考えていたはずなのに、歌手になったらAさんと一緒に、歌いたい。になったり
《ギョンス君、恋してるの？歌声がすごく良くなった、感情が伝わるよ〜》
なんて、レッスン中に先生に言われた時には、もう自分が変わったんだな。
Aさんの事を好きになったんだ。
ハマってしまったな。
って、なんだか負けた気になったんだ。
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xxl(プロフ) - dopuさん» はじめまして。コメントありがとうございます。お友だち限定のお話は、おまけ程度ですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。友だち申請はがないようなのでこちらから送っておきますねー！？ (2018年3月26日 15時) (
レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
dopu(プロフ) - はじめまして！小説面白く読ませてもらってます。もしよければ友達申請していただけませんか？続きが気になって！ぎょんちゃん大好きな20代です。よろしくお願いします！ (2018年3月26日 11時) (レス) id: a9498ef5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2017年10月6日 19時
