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その日、数社からスカウトされたギョンス君。
なんだか…少しだけ寂しくなった。
もちろん優勝は嬉しいし、ギョンス君が優勝すると思ったし…だけど！
こんな風に、スカウトされていたり大きな舞台で歌うギョンス君を見てると、すぐにでもデビューしちゃって、遠い存在になりそうで…
複雑な気持ちになった。
でも、帰り道はギョンス君がすごく嬉しそうで、どこの事務所にしようか。なんて話すから…
顔には出さないように、口にもしないように努力した、つもりだった。
なのに
『どうしたの？疲れた？』
そんな私の気分に気づいてくれるギョンス君がまた好きすぎて…
「嬉しい。ギョンス君が優勝して嬉しいの。
でも、もう、既にさみしいの…ギョンス君が遠くに行っちゃう！」
『何言ってんの？』
クスリと笑いそう言うギョンス君。
「だって、大手の事務所からもスカウトきたし！ギョンス君、すぐにデビューしちゃうでしょ？学校では、会えるよね！？」
『もし、もしも、そんなに急なデビューを僕がしたとしても…Aさんは、すぐに追いかけて来るんだよね？』
「え？そっか！そうだね！私も頑張ればギョンス君に追いつくかもしれないんだよね！？」
『Aさんはどの事務所の名刺もらったの？』
私は、2枚だけだったけど、もらった名刺をギョンス君に見せた。
ギョンス君と、同じところは無いみたい。
すっごくショック！同じ会社からデビューは無いのか。
『あ、ここはAさんにすごく合いそうな所だよ！音楽的にも、個性的な歌手が多いし、絶対合いそう！すごいね、大きな会社だし。』
「でも、そこ、ギョンス君は行かないんでしょ？」
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xxl(プロフ) - dopuさん» はじめまして。コメントありがとうございます。お友だち限定のお話は、おまけ程度ですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。友だち申請はがないようなのでこちらから送っておきますねー！？ (2018年3月26日 15時) (
レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
dopu(プロフ) - はじめまして！小説面白く読ませてもらってます。もしよければ友達申請していただけませんか？続きが気になって！ぎょんちゃん大好きな20代です。よろしくお願いします！ (2018年3月26日 11時) (レス) id: a9498ef5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2017年10月6日 19時
