＊ひと積もり ページ9
．
．
『そんなに猫が好き？』
「なんでよ！」
『すっごい話しかけてたから。』
ずーっとニヤニヤしながら言うから恥ずかしくてしょうがない。
「悪い？ネコ大好きだよ、可愛いじゃない！」
『悪くないよ、俺も好きだし。可愛いよね。』
あら？
優しく猫を撫でて、優しく笑うジミン。
あらら？
そのクシャってわらった笑顔に、
トクンッ
なんだろう、心に何かが残った。
「なんだ！ネコ好きなんだ！？
じゃ、笑われた事許しちゃう。しょうがない。」
『え？なんで？怒らないの？』
「ネコ好きに悪い人はいないでしょ？そんだけネコに懐かれてるんだし、イヤなヤツだと思ったのは勘違いだったみたいだね。」
『イヤなヤツだと思ってたんだ？』
「え、あーいや、その。ちょっとだけ？
だって、鼻で笑われてばかりだし。私のことバカにするし…」
『あははっ！なんだよ、素直なんだな〜そんな、バカにしたわけじゃないよ。猫に話しかけたり、素直だったり、可愛いな、と思ったんだよ。』
えぇ！？
トクンッ！！まただ。
ニコリと笑ったジミンが可愛いって言った。
まだ何かが胸の辺りに、積もる。
そんな風に言われたら…
私、単純だから…うれしくなるだろうがー！
「ちょっとー！からかってんの？ほんとにもう。
ジミンには、変なとこばっかり見られる。聞かれる。私の印象が！！イメージが！！」
『イメージ？俺の印象も、なんでか、悪くない？
しかも、呼び捨て！？本当に変なヤツ。』
「あんたなんか、呼び捨てで充分でしょ？変なヤツじゃないから、私だってあんた以外には普通の人だから！」
『どうせ、猫かぶってんだろ？そんなんだから彼氏に振られるんだろ？』
「あー！あー！ひどい。。。一番言っちゃいけないこと言った！まだ心の傷が癒えてないのにー！自分でも分かってるから凄く心が痛いよー！！
うぇーん。ジミンがいじめるぅぅぅぅ」
『え？自覚しているんだ？じゃ、猫かぶんなきゃいいんじゃない？
ってかさ、泣き真似…めちゃくちゃ下手くそだよ？本気の演技？冗談だよね？』
ふん！
やっぱり猫好きだろうがなんだろうが…
イヤなヤツ！
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xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメント、ありがとうございまーす！( ´ ▽ ` )ﾉ 準備中ですので、少々お待ちくださいませ♪またよろしくお願いします！ (2017年10月26日 23時) (
レス) id: f5c3941b13 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 続編楽しみに待ってまーす！( *^艸^) (2017年10月26日 22時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - jinおっぱさん» 嬉しいコメント、ありがとうございます！！コメントいただけるとやる気に繋がります。これからもよろしくお願いします♪ (2017年10月15日 13時) (レス) id: f5c3941b13 (このIDを非表示/違反報告)
jinおっぱ - すごく面白くて続きが気になります〜！！頑張って下さい！ (2017年10月15日 11時) (レス) id: ce7e599869 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 早速のコメントありがとうございますー！嬉しいです(T ^ T)あまりイメージのないイジワルなジミンちゃんってどうだろ？って感じですが、どんなんでも好きになっちゃいそうです。。。これからもよろしくお願いします♪ (2017年10月12日 0時) (レス) id: f5c3941b13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2017年9月10日 13時
