＊ケーキ ページ19
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なんだか、胸がぎゅーっとなった。
地元から離れて数年。
おばあちゃんに会ってないな。元気かな。
まだまだ元気で、お母さんが『おばあちゃんよりも、お母さん、お父さん。
おばあちゃんの子供たちがみんなであちこち痛いーとか言ってるのよ。』
なんて言うくらい元気なおばあちゃん。
「なんか、言ってることとか、不思議だなーとか思ったけど。。。そうだったんだね。」
『俺は、そうじゃないかな。って思ったけど。すぐに。
やっぱり気づいてなかったんだ？』
「え？すぐに気付くもの？ジミン、お婆ちゃんいるの？うちのおばあちゃんは、元気過ぎだし、想像もしなかったや。」
『やっぱり、へんなやつ。』
「なんか、実家に帰らなきゃ。おばあちゃんちに行かなきゃ、おばあちゃんに会いたくなったよ。」
忘れられてしまったりしたら、寂しいな…
そんな事を考えると、しゅんとしちゃった。
『ケーキ…食べる？』
「え？ケーキ？なに？急に。」
『ケーキ。余ってんの。嫌い？要らないならいいけど。』
「嫌いなわけない！寧ろ好きだわ！大好きだわ！食べたい、食べます、ください。あ、でも何味？チョコがいいな〜♡」
『わがまま言うなよ。チョコだけど。』
「やったー！チョコケーキが一番好きだよ〜！本当にくれるの？」
『余ってんの。ホビさんとふたりじゃ食べきれない。』
「ホビさんって？ホソクさんのあだ名かなんか？可愛いね、ホビさん！ジミンはなんて呼ばれてんの？」
『あだ名ってか…俺は、ジミン。あだ名は無いよ。』
「普通かよ！あだ名無いのかよ！！
私もホビさんって呼びたい。可愛いね、ホビホビー♪」
『良いんじゃない？ホビほび、って呼んであげな！あははっ
元気になって良かったな。』
あ。
さっきのお婆さんの事で少し落ち込んだから？
元気付けるために？
ケーキくれるのかな？
やっぱり…優しいんだ。
ジミンは最初からお婆さんが認知症かも。って思っていたのに…
お爺さんなんていないんじやないか、って思ってたはずなのに…
一緒に探してくれたんだ！
やっぱり優しいんだな。。。
トクンッ
ふわり、ふわり。
少しづつ少しづつ積もっていくこの気持ち。
まだまだ小さなかたまりだけど、明らかに何かが私の心の中に積もり始めてる。
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xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» コメント、ありがとうございまーす！( ´ ▽ ` )ﾉ 準備中ですので、少々お待ちくださいませ♪またよろしくお願いします！ (2017年10月26日 23時) (
レス) id: f5c3941b13 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 続編楽しみに待ってまーす！( *^艸^) (2017年10月26日 22時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - jinおっぱさん» 嬉しいコメント、ありがとうございます！！コメントいただけるとやる気に繋がります。これからもよろしくお願いします♪ (2017年10月15日 13時) (レス) id: f5c3941b13 (このIDを非表示/違反報告)
jinおっぱ - すごく面白くて続きが気になります〜！！頑張って下さい！ (2017年10月15日 11時) (レス) id: ce7e599869 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 早速のコメントありがとうございますー！嬉しいです(T ^ T)あまりイメージのないイジワルなジミンちゃんってどうだろ？って感じですが、どんなんでも好きになっちゃいそうです。。。これからもよろしくお願いします♪ (2017年10月12日 0時) (レス) id: f5c3941b13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2017年9月10日 13時
