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ジンさんに触れられた腕とおでこ、結局は体全部が熱い。
ジンさんと会えた。オッパに向かって行ってくれて、守ってくれようとした優しいジンさんカッコ良かった。嬉しくて……好きの気持ちがどんどん膨らむ。
忘れる?
忘れようって?
ジンさんを好きだということを?
この恋心を消すことが出来るのだろうか?
忘れる事なんて出来るのだろうか?
また、大きなため息がでた。
「はああああぁーーーー」
「ワールドワイドハンサムに恋してんだ?」
「んっえっ!?」
「顔も、だけど、明らかに違う態度。俺が気づかないわけないだろ……分かりやす過ぎなんだよ、気をつけろ。」
ピト。またおでこに手を当てるマネオッパ。
「俺の時と全然顔が違いますけど?」
そりゃ、そうだ。
マネオッパは、本当にお兄ちゃんみたいだもん。
あんなドキドキは無い。
「だめ、……ですよね。」
そうだよな、好きになっちゃいけないよね。
私なんかが、ジンさんの事、いや、別にどうこうなりたい、とか言ってないのに。
だめ?好きなだけでも?
「なぁに、落ち込んでんだよっ?誰もダメとは言ってないだろ?好きだと思うのは勝手なんじゃないの?ただ、もしこれからジンさんと進展するならものすごーーーーく気をつけろ。ってことだよ。
大変だぞー!超有名人だからな。何かあればちゃんと俺に報告しろ、で、俺以外には絶対に隠し通せ!」
「え!いや、何を!まさか、そんな!
ただの、ただの、私の片想いで!何かあるわけないですっ、これからも、今も。この先も……」
いや、
自分で言ってさらに落ち込む。、
そうだよ。
私とジンさんとじゃ、不釣り合いだ。
これから何かが起こることも無いだろう。
だから、出来るだけ上手にこの気持ちを忘れたい。
忘れなきゃいけないんだ。
「ただの……ファンです。
私が、ジンさんのファンなだけです。だから。」
「ふーん。MVが好評だったのは恋したせいだったのかー、いいんじゃないか?
最近Aが綺麗になった〜、とか、ひとかわむけた〜、とか言われてんぞ?恋愛ドラマのヒロインとかイケそうだな、うん、次はそれ狙おう!」
なんだか、仕事モードであれこれ考えてるマネオッパ。
ジンさんの話題が無くなって良かった。
なんだかまた泣きそうだったから。
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xxl(プロフ) - mgnさん» いつも読んでくれてコメントくれてありがとうございます!(T-T)いつもmgnさんのコメントのおかげさま様です。やる気スイッチONです!更新どんどん早くなります♪ (2021年2月25日 21時) (レス) id: db30250184 (このIDを非表示/違反報告)
mgn(プロフ) - xxl神!お疲れ様です!自分、胸が苦しくて辛い(幸せ)です!ジンさんに恋しました(何度目)!!更新をとってもとっても楽しみにお待ちしております!! (2021年2月25日 1時) (レス) id: fe773f1606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xxl | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時:2021年2月15日 22時