☆*.。 ページ23
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｢はーい、カットぉー！お疲れ様でした、凄く良かったです。Aさん、だいぶ落ちついたようで良かったです。緊張が解せたんですね？｣
ジンさんと、顔を見合わせて微笑んだ。
｢ジンさんのおかげです、ありございました。｣
｢僕の魔法にかかったら、もう、大丈夫。本当に結婚まで行っちゃうかもねー！｣
そんなふうに笑うけど、本当に私にとっての魔法はジンさんの言葉や行動なんだ。
緊張を解してくれたり、温かい気持ちになったり、楽しくて元気が出て……ドキドキして
好きだな、と思ったり。
｢ほんと、魔法でジンさんのお嫁さんになれたらいいのに。｣
思わず本音がでる。
スタッフみなさんに挨拶をして戻るジンさんには
聞こえてなかっただろうけど、思わずパッと口を塞いだ。
危ない危ない。
私に好きになられたって、迷惑でしかないだろう。
好きだという気持ちがバレてしまったら、共演もやりにくいだろうし、これからも仲良くなれない……あ、待って。
これから？
そうか、撮影が終わってしまえばもう、サヨナラ。
これからの私とジンさんとの繋がりなんてものは無くなってしまうんだ。
そうか、いままでだって、そうだ。
今日のこの撮影のために緊張感を無くすために連絡してきてくれたわけだし、撮影が終わったら、電話で話すこともなくなるわけだ。
寂しくて、すごく…すごく残念だ。
でも、この淡い恋心もこれで消えて行くのだろう。
今日までの期間限定の恋。だろう。
いいんだ。
私は女優。
そう、共演相手。しかも婚約者にドキドキするのはいい事、だよね？大好きでいいよね。
もし、これから恋愛ドラマとかの仕事が来る時があれば……またその相手役に恋するんだろう。
それで、演技が良くなるならいいのかもな。
きっと
それでいいんだよね。
きっとジンさんへのこの好きの気持ちも
今だけのもの。そうだろう。
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xxl(プロフ) - mgnさん» いつも読んでくれてコメントくれてありがとうございます！(T-T)いつもmgnさんのコメントのおかげさま様です。やる気スイッチONです！更新どんどん早くなります♪ (2021年2月25日 21時) (
レス) id: db30250184 (このIDを非表示/違反報告)
mgn(プロフ) - xxl神！お疲れ様です！自分、胸が苦しくて辛い(幸せ)です！ジンさんに恋しました(何度目)！！更新をとってもとっても楽しみにお待ちしております！！ (2021年2月25日 1時) (レス) id: fe773f1606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2021年2月15日 22時
