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「違う、泣きたくなんてなかった。なんで、涙が出るのかも分からない、だって、本当にお姉ちゃんのことは……ん、全然って言うのはやっぱり、嘘になるのかも。だけど、」
すうっ、はぁー、
何度か深呼吸して、自分でもよく分からない涙を拭う。なんで涙なんか。やっぱり私……
『詳しく聴いてもいい？ソラの弟に会ったって事？』
ソクジンオッパに、帰省した時の事を話し、自分の中では大丈夫だと思っていたのにその、弟の顔を広告で見る度にやっぱり、モヤモヤすること、それを誰にも言えなかったこと。
を話してみたら、あれ？なんだか少しだけどスッキリした。やっぱり、話すとモヤモヤが晴れるのかな。
「でも、だからなんだ？って感じだし、悩むことでも無いの。ただ、誰かに聞いてもらうことで、ソクジンオッパに話したからかな、なんかスッキリしたよ？」
涙は、そんなこととは関係ないのだろう。
そうだ、自分の気持に気付いたからだろう。
ソクジンオッパの事が好き。今でも、あの頃よりハッキリとあの頃よりも、ずっともっと、好きだ。と気づいた事をどうしようも無いことなんだ、と思ってるから……
涙が出たんだろう。
そんなことをオッパは、知らない。言えない。
『うん、うん、きっとなんともないと思っても心には引っかかってたんだろ？声にして吐き出して、涙でも流せばスッキリするんだよ、うん、だから、いつでも何でもいいから小さなことでもなんでもない事も、全部オッパに話せばいいよ！ね。』
なんて、優しく気を使ってくれるんだ。
いつも甘やかしてくれて、優しいオッパ。
優しいのは、妹みたいな私だから？
そう、妹だと思われている私、
なのに私はオッパが好きだと気づいた事。
そして、オッパのことを好きなのに、ジミンさんへの少しの淡い気持ちがまだ残ってること。
そんな色んなことのせいで
涙が出たんだろう。
分かってる。
オッパへの気持を隠して、ジミンさんの気持がこのまま大きくなれば、本当にジミンさんのことだけを愛せるようになるのかな。
オッパへのこの気持ちは忘れることが出来るのかな。
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xxl(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» おぉ！？ソクジンをサポートしてもらえますか！？よろしくお願いします(･∀･)いや、更新停滞中の作品にコメントありがとうございます！そろそろ頑張って更新しますね♪ (2020年6月27日 11時) (
レス) id: db30250184 (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - ああああ！！！ソクジン！！愛おしい！！！！お前もっと攻めの姿勢で行っても良いんだぜ！？謙虚なんだよ！！！そんなんだと主人公も悲しむぞっ！！？よし、私がサポートしてやろう。(誰やねん) (2020年6月26日 13時) (レス) id: f760c82735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/daxlsw1/
作成日時：2020年3月11日 20時
