鏡の花 水面の月

＊ ページ38

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不思議。
なんだか落ち着いてる、かも？

まだ実感出来てはいない。のかな
ジミンさんがうちに来る？
私の部屋に、この部屋に？





はっ！？

どうしよう、汚い！片付けなきゃ！
いや、そんな事じゃないだろ、どうでもいい
いや、どうでも、良くはない……良くもないよね。


片付けと、掃除をちゃんとしなきゃ。
え、狭いよ？この部屋。どうする？ 何が。
何考えてんだろ私。




いや、ソクジンオッパだって、アイドルなのに、BTSなのに、片付けなんてしてなくても、急な訪問だったし、でも気にならなかったのに……いや、ちょっとは気になったけど、オッパは、オッパだからいいや、って？




ぅわ！
ちょっとよく考えたらおかしくない？
なん、で、うちに？
そか、あっちの宿舎に私は入れて貰えないよな、そか、でも




いいの？
うちに？二人きりなんて。






かなりパニクりながら、なぜかお風呂掃除をしてしまう私は、いやいや、風呂なんて掃除しなくていいだろ！っと自分で突っ込んでみたりして。


かなり焦っていた。









その夜は眠れなかった。





でも朝はやってくるわけで、メッセージにはジミンさんから、休みの予定が入ってくるわけで、住所教えて？ってあったわけで……



夢、ではなかったみたいで。




その、約束の日の前は有給を取ろう。
掃除をしなきゃ。
と、ちゃんと現実的なことを考えた。






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