夢…からでした ① (ページ9)

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次からのジョンデ君と一緒のバイトの時間は
今まで少しだけ遠慮していた所も無くなり
楽しく出来た。
私、意外と人見知りだもんな。

本当に昔からの長い友達だったんじゃない？ってくらい打ち解けたと思う。

ジョンデ君って凄いな。

「ジョンデ君ってさ、すごく特殊な能力があるかもね？」

『なんですか？どんな能力？』

「私、人見知り激しいのに、ジョンデ君ならすんなりと仲良くなれたし、昔からの親友みたいに感じるし、すごいと思うよ！」

『ちょっと待って。Aさん、人見知りなの！？冗談やめてー！Aさんこそ、魅力的で、誰からも好かれる能力があるんじやないかな？』

「それ！その上手く褒めてくれて、一緒に居ると気分が良くなるのがジョンデ君の一番いい所♡天性のものかもよ！？」

『いやいや、誰にでもじゃないし…』

「友達多そうだよね～羨ましい。私、友達少ないし、女の子に嫌われやすいからな…」

『あぁ、なんでだか分かる気がする。』

「なんだよ、それー！そこはジョンデ君の能力で慰めろって。コラ！」

「女の子グループとか、意外とめんどくさいのよ？仲良しになれた女の子は貴重なんだよねーなのに、彼氏作りやがって…シホめ。」

『Aさん、男友達多いでしょ？モテるでしょ？妬まれちゃうんでしょ？たぶん。』

「おぉ！その慰め方！正解です。10ポイント獲得。」

『やった！？何ポイントで、豪華賞品なの？』

「何がいい？ある日、一日ジョンデ様。とか？」

『何それ？オリジナル？』

「うん、一日だけジョンデ君が王様で私が何でも言う事聞いてあげる。って感じ。」

『いいかも…100ポイントくらいでいい？』

「何言ってんのよ！私が召使いになるんだよ！？億は欲しいわ。」

『えー！！億！？そんなに褒めなきゃダメなんだ！？長い道のりだなー！』

「私、わがままだからなぁーフフフ。うそ、一万ポイントくらいでどうよ？」

「なら、すぐに貯まっちゃうかもしれないな～いいですよ？」

なんか、どうでもいい話にもノッてくれるし、本当に一緒に居ると楽しい。

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