夢…からでした ① (ページ7)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:61,590 hit

＊天然ページ7

．

．
「私も、歳下ダメとか言ってないで、広い目で見ていれば、今頃一人寂しくバイト三昧な夏休み送ってなかったかも、だよね？
中学の私に教えたい。ジョンデ君は数年後にはこんなにイケメンになってるよー見逃すな～って。」

『いやいや、その時Aさんは、カッコイイ彼氏いたじゃないですか！』

「ちょっと、なんで知ってるのー！」

『だから！美人な先輩で有名でしたからー』

「やだ、嬉しい。もっと言って♪」

『Aさんは、あの頃思ってたより全然気さくで面白い人だったんだなぁ…中学のひとつ歳上ってすごく大人っぽく思ったのになぁ…』

「何それ！私が子どもっぽいってこと？
あ。でも…思い当たることがあった。よく友達に《Aは喋らなければ美人なのにね。》って言われたことある。。。中身はオッサンなんだって…」

『褒めてんのか？貶してんのか！？しかも子どもっぽいじゃなくて…オッサンだし。』

「だよねー！ひどいよね？これからはあまりおしゃべりしないようにしようかな～
ジョンデ君も、最近の私のことは忘れて！これからクールな女目指すから。」

『無理です。こうやって仲良くなれたんだから！
って、このままのAさんの方がいいから！素が分かって良かった。あの頃の思い出のままのAさんよりもっと素敵ですよ！』

「やだ。ジョンデ君…私を喜ばせる天才なの？私こそ、ジョンデ君と仲良くなれて、ラッキーだよ。褒められたら伸びるから私。どんどん褒めてください！！」

『思ったこと言ってるだけですよ。』

天然のたらしなのか？これはモテるだろうな。。。
いや、しかし気分がいい。
ジョンデ君なら、夢見なくても好きになっちゃうよ～！

なんてね。

．

．