夢…からでした ① (ページ41)

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＊帰ろうページ41

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皆に、謝り先に帰ることにした。
ジョンデが体調不良で私が送るからという事で。
なぜかそう言ったジョンデ。

本当にジョンデ体調悪くないの？

帰りの電車で
「寝ていいからね？肩に頭置いて、大丈夫だから。眠くなくても、もたれていいし。」

そう言ってあげたら、すぐにコテン。と、もたれてきたジョンデ。

「体調、やっぱり良くなかった？無理させちゃったね～ごめん。私、はしゃぎ過ぎた。」

『ううん…本当に体調は悪くない。こうしてると、気持ちよくて、しばらくこうしてていいかな？』

「本当に大丈夫なの？私には嘘つかなくて良いんだよ？たまには頼ってね？」

『なんか、俺…なんかさ変なんだよ。』

「なにが？ジョンデは、全然変じゃないけど？今日は少しだけ大人しいから、そう言われたら少し変かも。だね？」

笑顔が少ないジョンデは、確かにいつもと違う感じだし変かも。

「でも、どこか具合悪い訳じゃないなら良かったよ。」

しばらく静かになるジョンデ。
寝たのかな？と思って、私も眠くなってきちゃった…と、思ったら

『俺、今日は一日中イライラしてて、申し訳なかったな…と思って。本当にごめん。
A、プール楽しみにしてたのにね。』

「え？イライラしてたの？あれで？ジョンデのイライラって、おとなしくなるんだ！？私がイライラはヒドイよ～！」

『我慢してた。顔や言葉に出ないように』

「偉いな～私だったら、わがままだからなぁ…イライラが顔にも声にも出ちゃうよ。」

『Aは素直だもんね、分かりやすい。でも、そのほうが相手する方は楽かも？』

「え？そう？ならこのまま自己中でもいい？
私、この性格のせいで友達少ないのかと思ってるんだけど…」

『そんな事言ったら、俺だってわがまま言うし、自己中だよ？Aは違うところで、友達少ないんだと思う。』

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