夜−５− ページ11
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結局、あの日…ホソクが一緒に居てくれたから眠れたのか、薬のせいだったのか。
あれから、また眠れない夜が続いた。
いつもと変わらない毎日。
高いところに上れば、下を見ながら
ボーッとしてしまったり。
日が暮れると、息苦しくなり
月曜日が近づくとまた胸がギリギリしだして
何も考えないように。
とにかく一日、今日も一日、一晩が過ぎるのを待つのだ。
少しだけ違うのは
携帯電話のメッセージの着信音。
いつもとは違うメッセージや着信。
いつもとは違う相手…おとうさん、じゃない
《今日は何食べた？俺は、肉！Aは何が好きなの？》
とか、
《ここの店美味しいんだ！今度一緒に食べに行こう〜奢ってあげるから♡♡》
とか、
食べ物のことが多かったりする。
電話がかかってきても
何が食べたいか、とか、どこか遊びに行きたいところはないか、とか
どうでもいいことを話しているうちに…
息苦しさが消え
ギリギリしていた胸が暖かくなったり
いつもより、ほんの少しだけ
夜の時間が楽になってきたのは確かだった。
明るく元気な声が電話から聞こえると
ホソクのコロコロ変わる表情や
キラキラと、何かがこぼれそうな笑顔が想像出来て
一週間。
まさか、月曜の夜が来るのを待ち遠しいと思えるようになるなんて。
信じられないし、そんな事ない！
そんなはずは無い。
と、自分の心の中の何かに気づかないフリをした。
それでも、月曜は来て
一日の終わりは来て、夜が来る。
今までとは明らかに違う気持ちの夜。
たった一日、たった一晩、一緒にいただけのホソクにまた会いたい。
また会える。と、思えた月曜の夜。
少し嬉しくも思いつつ…申し訳ない気持ちの方が大きくて、素直に楽しみだとは思えなかった。
思ってはいけない。
そう思った。
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xxl(プロフ) - メロンさん» あと、私の作品をお読みいただいたとしたら分かっていただけるかと思いますが、ほぼ自分の思いつきでの書き始めで、更新は時間のある時に。というマイペースでさせてもらっています。申し訳ないですが、書ける時に書くと思います。その時は是非よろしくお願いします。 (2018年2月22日 16時) (
レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» わざわざお返事ありがとうございます。いつか書けるように頑張りますねー！！ (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - alexandrite_bbcさん» いつもありがとう〜！人それぞれ捉え方も違うだろうけど…希望は持って欲しい。という一意見だと思ってね。何でもない毎日が幸せだと、思える…そして歳を感じる！（´-`）.｡oO (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
xxl(プロフ) - メロンさん» 提案、コメントありがとうございます！ただ、ポンポンと書けるタイプではなくて、いつか妄想力が働いてくれて、書ける時が来たらその時は是非よろしくお願いしますね♪ゆっくりと期待せずにお待ち頂けたらなと、思います。(；´∀｀) (2018年2月13日 13時) (レス) id: 2c1734d351 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 心にしみるお話でした。じっくり読み返すね！そんでまた、思ったことここに書くね！(*^ω^*) (2018年2月13日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=daxlsw
作成日時：2018年1月16日 17時
