旨い物は宵に 食え ��

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「え？これはただのスノーボールです。
何も入ってないし。名前はないかな…」




『じゃなくて、君の名前！』




「あ、私？あ、そか、AAと言います。春から新しく日本の方の担当になりました。
よろしくお願いします！」




『Aちゃんか、日本人だよね？』



「あ、はい。」



[ぼくは、テヒョンです。よろしくおねがいします！]



さすが、サラリと日本語が出た。



「わぁ、テヒョンさん、日本語お上手ですね！よろしくお願いします。」




[じゃ、またおあいましょうー！Aちゃーん♡]




ステキ！
ファンサービスしてもらっちゃった！
クッキーのおかげだな。





『あはは、防弾少年団も、Aさんのクッキーファンになったみたいだな？良かったね？』



「光栄です！私もVさんのファンになりました！今ので、あはは〜」



『え？防弾少年団のファンではなかったの？』




「あ、え？いや、その、ファンです。はい。」




『その感じは、実は違うんだな？でも、ファンだったらあんな態度取れないか？普通の対応してたもんな？』




「いや、そんな事ないです！すごくカッコよくてびっくりしてただけですって！」





『この子？アイドルあんまり、知らないもんね。』


一緒に日本を担当しているソナさんがマグカップを持ち話に加わった。






「知ってますよ！東方神起とか…少女時代とか？」






『日本で人気になったグループだけね。しかも、その２組止まり？』









「あ、コーヒー要ります？」


誤魔化してみた。






『アイドルあんまり、知らないって？珍しいね、この仕事してるのに？』




「いや、実は親戚にたまたま紹介してもらったのがここのお仕事だったので…結婚で引っ越しちゃって辞めるから。って。｣




『ユキコさんのご主人の実家に同居だってね…寂しいわぁ〜』






「でも、今はもう、すっかり。ハイ！防弾少年団のファンですから！詳しくなりましたよ〜」




『嘘つけ！もっと彼らのことを学べ！』




「はい。すみません…韓国語もまだまだなのに…7人の事を学ぶ時間もなかなか。って言い訳ですね、頑張ります！！」



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