旨い物は宵に 食え ��

＊残り物ランチ ページ37

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お味噌汁も、ほぼ、出来たし。
だいたい終了かな。




「お腹空きましたね〜もう、お昼ご飯の時間とっくに過ぎてるし！
ユンギさん、なかなか起きないんですね？」




『いいよ、起きなくても…』





「残り物で、軽くお昼ご飯にしましょ？」




大根がたくさん残ってるから、他の残り野菜やお肉を少し。細かく切って大根餅風に。





揚げ焼きにしながら、食べていく。




『これ、美味い！カリッともちっとで、色々と入れて残り物の整理にイイね！』




「なんか、チヂミに似てますよね？大根餅は、すりおろしが多いのかな？私は面倒だから千切りだけど。」




『お味噌汁も、卵焼きも、美味いー！なんか、ほっとする。』




「お味噌汁と卵焼きって、やっぱり和食っぽいですよね？？朝食っぽくなってるけど…」




『ううん、いいの、いいの。朝、食べてなかったから。』





「え！？もしかして、私、早く来すぎたんじゃ？すみません。もう少し寝ていたかったですよね。。。」




『いや、片付けとかしてなかったからさ…ちゃんとたくさん寝たから。
それに、僕が早く来てって頼んだんだし。』





なんか、お言葉に甘えてしまって、申し訳なかったな。たまの休みなのに。




『それに、みんなも早くから遊びに行ったりしてるからね、片付けしないでさー！全部僕がしなきゃいけなかったんだよ…』





ブツブツ言っているんだけど。
気を使ってくれてるのかな？
やっぱり優しいんだな。




しかし、ジンさんは、ぱくぱくと
美味しそうに食べるなぁ…と、嬉しくなり、じーっと見とれてしまっていた。




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