旨い物は宵に 食え ��

＊ ページ25

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ガチャッ




『あっ、』「あ。」





危ない危ない。
近づき過ぎなくて良かった。






『ごめんね、大丈夫だった？』





あれ？
なんでだろう、今の話を聞いて
ジンさんを少しだけ尊敬し始めたからだろうか？


庇って貰ったからだろうか？


ジンさんが、かっこよくて優しい紳士に見えてきた。私も単純なやつだなぁ…




いままで、仕事の資料とか動画しか見てないから
メンバーの皆さんのイメージが、勝手なものばかりだった。



それが、こうして会ってみたり話してみたりすると、少しだけ意外な部分も見えたり…
人柄が、より間近で感じられる。




「ごめんなさい、大丈夫です。忘れものしていたので…これ。」




紙袋に入ったクッキーをジンさんに渡す。




『ん？もしかして、クッキーとか！？』




「はい。昨日急いで作ったからちょっと形がアレなんですけど…」




『やったー！内緒で持って帰っちゃお！？』




そのままぎゅっと持って、隠して行っちゃう振りをするジンさん。
ふふっ、やっぱりなんか動きが面白い。




『ジンヒョン…聞こえてるんですけど！？』




後ろから、テヒョンさんがガバっ！と抱きつき、その後ろからジミンさんまで来て捕まれて、じゃれ合う。





全く…
かわいい人達だな。
こういうのファンの喜びそうなんだよなぁ






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