旨い物は宵に 食え ��

＊ ページ2

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『なにこれ、うんマイ！！』




『だろ？美味いよな？あそこのスタッフさんの手作りらしいぞー』






お、やった。誰かがまた褒めてくれてる？私のクッキーの事かな？
ふふふ、
やっぱり嬉しいな。また今度何か作ろうっと。




背中に聞こえる会話に密かに喜んでいると



『ねえ、このクッキー、君が作ったの？』



「へ！？あ、あーはい。お口に合いましたか？」



『うん！すっごい美味いよ。胡麻なのに！』





うわ、わざわざこっちまで来てくれた？それを言いに？嬉しいな。
このヒト、しかも！防弾少年団のV君だよ！びっくりした。




本物にこんな近くで会ったの初めてだ。
綺麗なヒトだなぁ…





『胡麻クッキーか…ごま油も入ってるの？』




「え？…はい。バターのかわりに使ってます。」




『『えー！？入ってるの！？』』



Vさんと、周りのスタッフが驚いた。







「あ、でも、普通のごま油じゃないからかな？あまり香りがしないのは…」

『そんな感じしないねー！？これ、ちょっと、みんなにも、特にジンヒョンに食べさせたい！！もらってってもいいかな？』





「あ、はい。是非どうぞ？」





そういうと、事務所のスタッフ分も残さずに
全部持って行ってしまった。






お気に召して貰えたらイイけど…






隣の席の先輩が
『クッキー全部持っていかれたー』
と、残念がったのも嬉しかった。





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