憧れ…からでした ① (ページ8)

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★忘れたいページ8

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もちろん、外に出て着替えを待ち
擦りむいていた肘に絆創膏を貼ってあげた。
Aちゃんも俺の手に絆創膏を貼ってくれた。

Aちゃんは、落ち着いたみたいだし
いつもの雰囲気に戻ったみたい。
俺の気持ちも落ち着いた、かな。

家まで送り届け

『明日から何かあったら、すぐに俺に言って。すぐに連絡して。アイツには近づかないようにして。わかった？』

と、連絡先を交換した。

「ミンソク先輩。本当にありがとうございました。今日の事も、心遣いも。すごくすごく嬉しいです。なんだかちょっと得したのかも？ふふふっ」

冗談言えるくらいだし、元気になったかな。

「本当に何ともないですし、ミンソク先輩のおかげで私は大丈夫なので、これからも今までと同じでよろしくお願いします！」

「ただ、誰にも言わないで欲しいです。今日の事は忘れたい…」

『ん、分かってるけど、本当にあいつの事は何もしなくていいの？』

「はい。大丈夫だと思いたいです。そんなにヒドイ人じゃないと信じたい。」

もう、まだそんなこと言ってるー！
でも、この優しいところが良いんだよね。

あいつには俺が釘指しておこう。

Aちゃんが早く忘れたいなら。
傷が癒えるなら俺も何も無かった振りをしよう。。。

でも、あいつの事は許せないな。

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