憧れ…からでした ① (ページ42)

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☆砕け…？ページ42

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『今日はAちゃんと花火見て、話をして、ちゃんと家まで送り届けるつもりだった。ユリはなんていうか…俺はなんとも思ってないんだけど、好かれてるみたいで。』

『Aちゃんの事も、別にあの時たまたま助けたからとかじゃない。アレがきっかけではあるかもしれないけど。。。
子ども扱いもしてない。やっぱり女の子だから、心配もするし守りたい。と思うんだ。。ジョンインや他の誰かに任せなくない。』

『俺がAちゃんを守りたいって思うんだ。
Aちゃんのそばに居たいんだ。』

え！？

えー！？
それって？それって！？
もしかして、本当にミンソク先輩！
私の事？

「ミンソク先輩！好きです！！もう知ってるとは思いますが…好きです！
先輩としてとか、お兄ちゃんみたいとかじゃなくて…」

『ストップ！ストップ！Aちゃん！』

勢いで言っちゃったのに。もうこのまま全部言わせてよー！

『俺が！おーい！俺が先に言うから！』

？？

『Aちゃんが、好きだ。』

！！

『勘違いしないでほしい。ユリの事は何でもない。Aちゃんの事はただの後輩とも、妹とも思ってない。いつの間にか大切な女の子になっていたんだ。』

「本当に…？」

『俺、すごくわかりやすくなかった？結構なアピールしてたと思うけどな？』

ミンソク先輩が照れてるー！かわいいよー！
たぶん、それより私の方が真っ赤だろうけど…

「私、先輩が妹みたいに扱ってくれてて優しいのかと、思ってて。
嬉しいのに悲しかったんです。いつまでも妹でしか居られないのか、って。
ユリ先輩は女の子らしくて、可愛くて、ミンソク先輩はああいう人が好きなんじゃないかって卑屈になってました。」

『俺、Aちゃん以外の女の子に優しくした事ないよ？最初からAちゃんだけ特別だったんだよ？』

「知らないです。だって…いつもミンソク先輩は優しいから。」

優しくないミンソク先輩なんて見たこと…あ、今日だ。今日はミンソク先輩、優しくなかった。
ムチムチ先輩には…

本当だ。ミンソク先輩私にだけ？優しいのかな。
やだ、知らなかった。嬉しすぎるー！

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