憧れ…からでした ① (ページ33)

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☆やっとページ33

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まぁ、ムチムチ先輩も反対側の腕には絡まってしまっているんですけども…

そこは見えてない、見えてない。

ミンソク先輩と繋いだ手。お祭り。
ラブラブな二人。という妄想をしながら
ムチムチ先輩を入口付近に連れていく。

そこにはミンソク先輩のお友達数人が居た。
あ、ベク先輩だ。この人も人気者なんだだよね～

[オーイミンソクーユリー！]

ベク先輩が呼んでる。ムチムチ先輩って、ユリ先輩っていうのか。。。

[Aちゃん、こんばんは]にこり。

可愛い笑顔。ベク先輩も可愛系の先輩だよね。
「こんばんは。。。」

『ベク、ありがとう。こいつ、友達とはぐれたんだと。連絡取ってあげて、携帯忘れたらしいから。それか一緒に花火見に行ってあげて。』

[え？ユリが携帯忘れたなんて珍しい。誰と来たんだよ？俺が電話してやるよ？]

ユリ先輩は、ムスッとしたまま。

『俺ら先に行くわ、じゃ、よろしく～』

[あぁーじゃね～ユリが邪魔してごめんね～Aちゃん]
[なによ、私が邪魔したって言うの！？]
[邪魔だっただろ？気づいてないのか？お前！]

ワチャワチャしてるけど…

ペコリとお辞儀して、ミンソク先輩に引っ張られて連れていかれた。

先輩…
お友達の前なのに、手を繋いだままでいてくれた。
冷やかされちゃうとか心配にならないのかな？

良いのかな？私と手繋いでたの見られたよ？？

私は…
全然良いけどさ。嬉しいけどね。
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