☆忙しい ページ18
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ミンソク先輩との時間はあっという間だ。
もう、鐘が鳴っちゃうよ。
昼休み、終わらないで欲しいな…
なんて思っていたら、
『そうだ！お礼にまたあの喫茶店に連れて行ってよ？一人じゃなんか行きにくい気がして、行ってないんだ。珈琲美味しかったのに。』
「もちろん！よろこんでー！静かにしてます。勉強の邪魔しません、だからお礼させてください。何杯でも飲んでください！」
『だね、たくさん飲ませてもらおうっと。
部活引退したら勉強に集中するから、毎回ついてきてよ？』
「え！一緒に行っていいんですか？ハイ！あ、絶対に喋りません。約束します。
見つめるだけは、ありですか？？」
『ダメ〜Aちゃんも自分の勉強しなさい。』
そんな。残念。。。
いや、盗み見するわ。絶対。
珈琲飲んだり、勉強してる姿を何度も見れるの？
いいの？嬉しいんですけど！
「いつでも、呼び出してくださいね！絶対にぜったいに、一緒に連れてってくださいね？」
『うん、Aちゃんとしかあそこには行かないよ。』
あぁ、私 どんどん厚かましくなる。
ミンソク先輩、優し過ぎる。
調子に乗っちゃうよ。
そして、期待させるような事言わないでほしい。
もっともっと。ってなるよ。
妹じゃイヤだな…って思っちゃうよ。
楽しいのに、嬉しいのに
苦しくなる時があるのはなぜですか？
甘えたい、でも、迷惑は掛けたくない
どうしたらいいのか分からない。
どんどん好きになる。
でもなんだか怖い。
色んな感情が、押しては引いての繰り返し。
私の心は忙しいです。
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作者名：xxl
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/daxlsw1/
作成日時：2017年5月31日 0時
