憧れ…からでした ① (ページ11)

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☆夢ページ11

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寝る前にもミンソク先輩に感謝のメッセージとおやすみなさいを送り、返事が来たから気分よく眠れ…

た。と言いたかったが

嫌な夢を見た。
嫌な場面が繰り返す。
忘れたいのに、嫌でも思い出す。
手の感触や唇のリアルな感じが思い出される。

なんで…

こんなに気分良く1日を終えたのに。

寝起きは最悪。
どうしよう。学校行こうか
休んじゃおうか。

と、グダグダしてたらユキからのメッセージが。
忘れてた！

とにかく、詳しいことは学校で。
と、学校に行く気も起きた。
A先輩は良い人なんだろうか？

少し、気が重い。と思いながらも大きなため息ついて、玄関を開けると…
これまた夢か？
ミンソク先輩がいた。

『おはよう、Aちゃん。』

「え！ミンソク先輩！？」

『体調は、大丈夫？』

「大丈夫です！あ、おはようございます。なんで？」

『ゴメン。やっぱりちょっとだけ心配で。一緒に学校行こうかな、って。ダメかな？』

「めっそうもございません！ダメじゃない！ダメなわけない！じゃなくて、申し訳ないです。わざわざ。元気ですよ、私。」

ため息ついて玄関出たのが嘘みたい。
すごく元気になった！
ミンソク先輩をひと目見ただけで数段元気出た！

『俺が心配性なだけだよ。元気そうな顔見れたら安心した。』

ニコリ。
この笑顔を朝一番に見られるなんて、もう昨晩の嫌な夢の事は忘れました。

だめだ。朝から頬が緩む。
きっと今の私、また気持ち悪い顔だろうな。

「ミンソク先輩に心配されたら、元気になります！朝から会えるなんて、毎日心配されたいです！！」

なんて図々しい事を言ったら

『うん。毎日心配だから、これからは一緒に学校行こうよ？』

「は？」

『しばらくは、できるだけ送るし。』

「え？」

『迷惑、じゃなければ…だけど？』

まさかまさか！？
しばらく一緒に登下校してくれる？
ミンソク先輩が？
嘘でしょ？

やっぱり、コレはまだ夢の中なのかな？
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