隣のひとでした…② (ページ32)

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★いじわるページ32

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今までの努力が…
もう少し時間をかけて、少しづつ
って思っていたはずなのに！

くそっ、俺はバカだ。

付き合ってください。とか
キスをしてもいいですか？とか
言わないといけなかったんじゃないのか？

何も言ってない。し、聞いてない。
ああ、ごめん。ごめんなさい。

後悔と反省と申し訳ない気持ちとで
あたふたしていたら…

「ありがとう。」
クスクスと笑うA。

俺、そんなに焦ってたのかな？おかしかった？

「嬉しい。」

え？うれしいの？

『ごめん、怖かった？俺…』

「ううん、全然怖くない。ジョンインだもん、怖くないよ。嬉しいし、びっくりした。」

「私、ジョンインが好き。大好きなの。
私を本当の彼女にしてください。」

『俺も …
Aが好き。本当に全然そんなこと言うつもりもキスだってするつもり無かったのに…本当にごめん。勝手にしちゃって。』

「ふふっほんとだよ、びっくりするよ！まさかジョンインも同じように思ってくれてたなんて。
それにキスも…嬉しい。」

「ジョンインになら、たぶん何されても大丈夫だよ？すごく好き。だから…」

可愛すぎる。
好きだ、あぁ、止まらないよ。

ガバッと抱きしめて、今まで言えなかった言葉をたくさん伝えよう。

『好きだ。たぶんはじめての会話の時から。あの時から好きになり始めていたんだと思う。
隣で嬉しかったし、話せて嬉しかった。ミンソク先輩にも、アイツにも嫉妬ばかりしていた。今だって誰にも渡したくないし、まだ怒りもある。』

「うそ。。。全然そんな風に思ってるなんて感じなかった。私だけが好きなのかと思ってたよ。」

『俺、素直じゃないし、上手く言葉にも出来ないし、不器用だから…誤解させたかもしれない？
でも、出来るだけ、たまには素直になる。。。』

「私には…不器用でもイジワルでも、ジョンインしかいない。他の人じゃダメだから。」

『イジワルは余計じゃないか？』

「フフッだって、イジワルだったじゃん、隣の席だった時から。」

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