隣のひとでした…② (ページ30)

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＊ピンク色ページ30

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寒いし暗いし、小さな留め金部分は厄介なのか
少し手間取ってるジョンイン。

『出来た。以外と難しいのな、これ。』

やっと出来たのー？なんか、緊張したじゃん！と思ったけど言わない。

首の後ろがむず痒かった。
ドキドキもした。

「どう？似合ってる？」

ジョンインが、正面に来て見つめる。
ちょっと恥ずかしくなる。

そっと手を伸ばし、トップ部分を引っぱり
チェーンの部分をなぞる。
鎖骨の所に熱が集まり、顔も熱くなった。

その瞬間、キラキラしたイルミネーションが、全てピンク色に変わった。
時間で決まってるの？何かイベントがあったのかな？

どおりで、カップルが多いわけだ。

すごく綺麗で可愛くて
ロマンチックだよーー！なんてタイミングがいいんだ！すごい偶然。

周り一面がピンク色で耀いた。
私の顔の赤さも隠せるかも。
そんな事を思った時だった。

じっと見つめるジョンインの手がネックレスから離れ、私の頬と耳を温めた。

いや、ちょっとドキドキするよ！暖かいけどさ！
ドギマギ…心臓の音が聞こえちゃうんじゃないか？と、思った時には、

ジョンインの顔が近づいていた。

え？え！？

えー！？

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