隣のひとでした…① (ページ41)

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☆決断ページ41

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ちょっとジョンインの事が好きかも。と思いはじめてから自分の性格の悪さが増した気がする。

友達よりも好きな人を？自分を？優先にするんだ、私って。。、

ユキが、《ジョンイン君はAの事が好きだ》と言うと、嬉しくなり
ユキよりも私の方がジョンインの彼女に近いのでは？と自信過剰になる。

親友の泣くところは考えないのか？
私って意外とひどい女なんだなぁ…

「ユキ…なんか…ゴメン。私」

『いい！Aだったらいいの！他の人は絶対に嫌だけど。Aだったらジョンイン君の彼女になってもしょうがないな。って思えるから。逆に、A以外考えられないから！！』

「ユキ…私、ジョンインの事好きになってもいいのかな？」

『いいも何も…私こそゴメン。Aもジョンイン君の事好きなの分かってて、言い出しにくくしてたんだよ。Aが私を優先にするって知ってたし。』

「そんな…私の方がイヤなやつなんだよーゴメン、ユキー！」

お互いが同じ人を好きになり、色々悩んだりしていたんだな。言えて良かった。。。

『ハァー私は、やっぱりA先輩に拾ってもらうかな！今日、話してみる。OK貰ったら明日からAはジョンイン君に送ってもらえばいいよ。』

「いいの？」

『いいのいいの！実はあれからA先輩の事どんどん気になっちゃって。もしかしたら好きになっちゃうかもー！』

「ユキ…」

無理に明るくしてくれてるのかな？
申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、少しだけほっとしてしまう自分がいる。

『でも、ちゃんとジョンイン君に告白して、フラれてから、次に進むから！Aも気にせずに進むんだよ！』

「ありがとうユキー！本当にありがとう！お互いに頑張ろうね！！恋してるんだねー！」

ユキと友達になれて良かった。
ユキがライバル？で良かったかも。
二人共幸せになれたらいいのにね。

ユキの決断を応援し、告白する日は二人で帰ろうね。と約束した。

ジョンインに、ユキが帰りはA先輩に送ってもらいたい。と伝えるらしい。

と言うと、先輩にはもう先に話していたみたいで、ユキが嫌じゃなかったら送りたいと言っていたらしい。

そして、やっぱり優しく微笑みながら

『あの二人お似合いだと思うんだよなー上手くいくといいよな？』

と、言うジョンインを見てユキに申し訳ない気持ちになった。
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