隣のひとでした…① (ページ12)

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☆変化ページ12

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ちょうどそんな事を思っていたら
ユキから電話が来た。

やっぱりA先輩から告白された。と言う事だった。
もちろん、ジョンインの事が好きだから断った。
でも、A先輩は少しでもチャンスがあれば待ってる。と言ったらしい。

ユキは少しだけ心が揺らぐと。A先輩の誠実な告白には、感動したらしい。

なぜかジョンインへの気持ちが、少しだけ小さくなってきた。A先輩を意識してしまう。と話してくれた。

『好きだ』なんて言われたら、嫌でも意識してしまうよね。今まで優しくしてくれていた人だしね。

A先輩は、そんなにグイグイ来るタイプでもなく、サラッと優しくしてくれて、ユキの事はかわいいな。と、見てるだけだった感じだったけど、本気で想っていてくれてたんだね。

ただ、あのK先輩と仲良くしているように見えたから…どんな人か分からなくて、まだ私は安心してユキを任せられる。って感じじゃないんだよな。

K先輩があんな事するとも思わなかったし。
だめだ。私…
疑い深くなってる？男の人を信じられなくなってるかもしれない。

今さら？ジョンインやテミン君の言葉が分かったよ。本当に今さらだな。

私はA先輩が本当にイイ人で、ユキの事を大切にしてくれるなら、それでもいいとは思う。

でも、今のユキの想いがジョンインに向いてるならまずはその恋を頑張ったらどう？とは言ったけど…

すごく、すごく言いづらいです。
こんな時に
《ジョンインと付き合ってる。フリをします。》って言うの？

なんだか躊躇してしまう。

やっぱり、なんとなく言い出せずに、ユキの相談だけで電話は終わってしまい、また明日話せばいいかな。。。

と、その日は寝てしまった。

色んな事があった１日だった。

この日に、私、ユキ、ジョンイン
3人の気持ちが少しづつ変わり始めた。

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