はじまり…は (ページ28)

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☆タイプはページ28

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「そういえば、ミンソク先輩に好みのタイプ聞くの忘れたわー失敗した。」

『そうだねー聞きたいよね。またチャンスがあるとイイよねー！』

『きっと、賢くて美人で大人っぽくて優しくて …変なやつじゃない。事は確実だろうな。』

「おぉ！私にぴったり当てはまるじゃないか！アハハハ…！」

『1個も…だけど？』

「喧嘩売ってんのか？」

ま、確かにミンソク先輩ならきっとそんな素敵な女の人がお似合いなんだろうな。想像できるもんな。
って、男の人の理想像なんて私に当てはまる事一つも無さそうじゃない？？

「そういうジョンインは、どんなのがタイプなの？？」

きっとユキも知りたいはず。
ジョンインも男だし、参考になるかなー？ミンソク先輩と似た所あるかなー？

『タイプとかはないかも。顔がどうだ、とか見た目より話したり、一緒にいてどう感じるか。が重要かな。』

「なるほどなるほどーブサイクでもOK。ってことね！ステキ、ジョンインはイイヤツだ。」

『オイオイ、出来れば、ブサイクではない方がいいや、でも、性格良ければ可愛く見えるもんじゃね？』

「えらい！それが、一番だよね！可愛くてブリブリしたヤツらに騙されんなよ！女は性格重視だぞ？
あ～ミンソク先輩も性格重視だといいけどな～」

『お前…自分は性格良いと思ってるんだな？』

「え！うそ…性格重視ですと、私は望みなしですか！？なら、見た目で勝負するか～ミンソク先輩の好みが清楚系ならイケルカナ？」

『もしや！自分が清楚系と、思っていたのか？』

『ま、清楚系ではないにしろ…ジョンイン君、こう見えてA、一応性格はイイよ、女友達では人気だから。いちおう』

「ユキさん、一応って何よ？まぁ、いちおう…女ウケは、イイよね？良かった。」

『ミンソク先輩ウケが良ければいいけどな。』

「う、うん。結局そこだよね、タイプがどうこう言ってる場合じゃないねー。。。
しかっし、ユキは見た目も可愛くて、性格も良くてさ、得だよね…｣

「ハッ！これは！男ウケのイイヤツだ！私のミンソク先輩に近づくなー！」

『なにそれ？もう、今度からは一人でどうにかしてよね！』

「うん。。。次は二人っきりデートができるように頑張ります！」

そうだね、ミンソク先輩のタイプがどんな人であろうと、関係ない。

私の気持ちが変わるわけじゃないし。
タイプなんて、あくまで理想だよね。

私にも理想のタイプなんてないもんなぁ。

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