本気の言葉 ページ10
心地よい運転と今日は色々ありすぎて疲れてウトウトし始めた
ら「…今日は色々あって疲れたと思うからアパートに帰ろうか」
『うん…今日は色々とありがと』
ら「どういたしまして。明日迎えに行くからアパートで待ってて」
『うん』
チラッと車の窓から街の光景をみていたらサイレンが聞こえパトカーが横を通り過ぎていった
『…ねぇらだお、もし警察体験で不合格になったらどうしよう…』
ら「不安?」
『うん…』
もし落ちたら責任を感じてらだおが警察を辞めてしまうんじゃないかって。私のせいでらだおに迷惑かけてしまうんじゃないかって不安でいっぱいになった
らだおはしばらく黙りこみ「ちょっと寄り道するか」と車道を無視して左側に曲がり数分ぐらい草道を走っていたら砂浜に辿り着いた
『ここは?』
ら「Aが倒れてた場所」
らだおがそう言うとパトカーから降りて助手席の扉を開けて手を差し伸べてきた
私はらだおの手を掴み一緒に砂浜を歩いた
ら「警察署で言った言葉覚えてる?」
『うん』
ら「俺が言った言葉は全部本気だ。Aが警察に落ちたのなら俺は警察を辞める。Aが警察になって犯罪を犯したのなら俺も一緒に罪を背負う。Aの歩く道を俺も一緒に歩くよ
」
『…なんでそこまで私と一緒にいたがるの?』
ら「…好きだから」
らだおの言葉にびっくりし足が止まった。らだおも足を止め私の頬に触れた
ら「Aが倒れたこの場所で…俺はAに一目惚れした」
『っ///』
らだおの告白に顔が熱くなり恥ずかしさで手で顔を隠そうとした瞬間、らだおのもう片方の手が私の腰に触れそっと抱き寄せられた
ら「今は記憶がない不安とか体験の事で不安だと思うから、返事はこの街の生活に慣れてAの気持ちに余裕がもてた時にでもいいから」
『…うん///』
ら「それとAの面倒をみるのはエースになる予定の俺なんだから受かるに決まってる。だからそんなに不安にならなくていい」
『!うんっ』
らだおの言葉に少し不安がとれもう少しだけらだおの体温を感じたくてらだおの腰に腕を回し抱きついた
しばらく抱き合った後私が住むアパートまで送ってくれた
「明日迎えに行くからアパートで待ってて」と言われたので頷いて署に帰るらだおを見送ってからアパートに入った
シャワーを浴び部屋着に着替えベッドに飛び込んだ
『…好き、か…』
ふとらだおの言葉を思い出し恥ずかしくなって枕に顔を埋め眠りについた
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aiai2053(プロフ) - http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/4/6/e46aed7575d39453e625fdbee5bbe49c.jpg通りすがりの暇人です。素人ですがよろしければどうぞ。 (3月6日 22時) (レス) id: 5392177912 (このIDを非表示/違反報告)
妖怪○ォッチ新作!悲しき悪魔 - ストグラ好きなのでマジこれからも頑張って欲しい!文章の書き方上手いし、分かりやすいです!最新待ってます。 (2月18日 18時) (レス) @page24 id: bbc2ce6785 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけ(プロフ) - 更新楽しみにしてます!!とても面白くてちょうどいいところで切れたので「くっ、、」となりましたwこれからも頑張ってください! (2月15日 0時) (レス) @page18 id: 769f5f5807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラAI | 作成日時:2024年2月12日 20時