【stgr】記憶喪失の警察官【青井らだお】

街の案内 ページ9

最初に向かったのは服屋で新しい服に着替えた方が良いと言われたので服を選ぶことにした


ら「今の服は体験で着ればいいから私服とか部屋着選びなよ」

『はい』


女性服を色々見たけど服のセンスがないからラフな格好でいいかなと適当な服を選んだ
私服はピンクパーカーに黒ジャケット、ショートパンツ、黒タイツ、スニーカーを購入し試着室で着替えた


『らだおさん着替えました』

ら「…うん、可愛いじゃん。ちょっと後ろ向いて」


らだおに言われた通り後ろを向いたら髪をいじられ数秒後に「試着室で見てきな」と言われ試着室の鏡で見たらポニーテールの髪型にしてくれて、桜柄のシュシュで結わされていた


ら「気に入ってくれた？」

『はい…すごくかわいいです』

ら「…今更だけどさ呼び捨てで呼んで。それとタメ口でいいよ」

『っ///う、うん///』


優しく髪を触りながらイケボで喋るらだおがかっこよくて顔が赤くなってしまった
部屋着も買おうと選んでいるうちにらだおがさっきまで着ていた服を紙袋にいれてくれた
部屋着等を買いまたパトカーで街の案内をしてくれた。必要な物や食べ物を奢ってくれて、免許が必要だからと免許センターに連絡してくれた


ヘ「じゃあ普通自動車と自動二輪でいいんだね」

ら「お願いします。支払いは俺で」

『なんからだおに奢られっぱなしで申し訳ない…』

ら「気にしなくていいけど、お礼は車買ったら最初に乗らせて」

『うん』


らだおと約束を交わし、ヘラシギさんの指導でバイクと車を運転し無事に免許が取れた


ら「Aって運転苦手なんだねｗ」

『う〜…でも規則速度での運転は大丈夫だからいいもん』

ヘ「まぁ…ギリギリだったけど安全運転を意識すれば事故せずに運転できるよ」

ら「チェイスは無理そうだね。でも他の業務は上手いだろうね。明日の体験が楽しみだなｗ」


ニヤニヤしているらだおに軽くパンチをした。その様子を見ていたヘラシギがらだおに話があると言った
らだおに先にパトカーに乗ってと言われ助手席に座って2人を見ていたら何かコソコソと話をし、2分も経たずに話が終わりらだおがパトカーに乗って戻ってきた


ら「お待たせ。じゃ次行こっか」

『…何の話してたの？』

ら「ん〜…ないしょｗ」


そう言ってエンジンをかけ街の中を走り回った

本気の言葉→←自分の正体

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す