自分の正体 ページ8
らだおは私の後ろに立ちももみから私の状況を3人に説明にしてくれた
市長は話を聞いて少し考え私を見て話しかけた
市「ふむ…桜宮さん単刀直入に言う。君はこの街の住人ではない」
『ぇ』
市「この街の住人リストに君の名前が載ってなく、荷物を見る限り警察をやっていたみたいだけど警察リストに君の名前がなかった…となると君は隣街の警察だと思われる」
『…』
馬「オイルリグ事件対応中に犯人に撃たれ海に落ちロスサントスまで漂流されたと警察の推測がでた」
私の正体が隣街の警察だと分かった事は嬉しい事だけど、事件で撃たれ漂流したという事は不法入国したってことだ
『わたし…』
ら「…ネル先輩、署長、市長ちょっといいですか?」
市「ん?」
ら「Aさんをこの街に住まわせてくれませんか?Aさんを見つけたのは俺なので面倒は俺が見ます」
『!』
ら「それとAさんを警察に入れてほしいです。隣街の警察だったら記憶はなくても体は覚えているはず、実力のある人を警察に入れた方が良いのではと俺は思います」
ネ「らだおくんの言い分は分かったけど、桜宮さんが警察だという確信が…」
市「いいよ。けど、もしAさんが犯罪を犯した場合らだおも一緒に警察を辞める…その覚悟はある?」
ら「あります」
『!(なんでそこまで私を…)』
市「…じゃあらだおの覚悟に免じて審査なしで特別にAさんを警察体験させていいよ」
ネ「…じゃあ明日から体験するって事でいい?」
『は、い…』
どんどんと話が進み明日に警察体験があり私の面倒はらだおが見る事になった
市長がタブレットで操作し私の住人登録と住むアパートと新人住人として100万を渡された
話が終わり、らだおが「じゃあAさんに街の案内しますので市民対応してきます」と私の手を掴んで警察署を出た
『あ、あの!なんで…初めて会ったばかりなのに、正体も分からないのに…私の責任を一緒に背負うの?』
ら「…記憶がなく頼れる人がいないこの街で君を1人にするのは危険だし、それに…」
らだおは私の方へ振り返り頬を触れ仮面から見える真剣な瞳で私を見て口を開いた
ら「絶望と罪悪感で震えるお前の姿を見ていたら放っておけなかった」
『!』
ドクン
らだおの言葉に心臓が強く鳴った。らだおは小さく笑い私の頭を優しく撫で駐車場に止めておいたパトカーに乗って言われたので助手席に乗った
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aiai2053(プロフ) - http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/4/6/e46aed7575d39453e625fdbee5bbe49c.jpg通りすがりの暇人です。素人ですがよろしければどうぞ。 (3月6日 22時) (レス) id: 5392177912 (このIDを非表示/違反報告)
妖怪○ォッチ新作!悲しき悪魔 - ストグラ好きなのでマジこれからも頑張って欲しい!文章の書き方上手いし、分かりやすいです!最新待ってます。 (2月18日 18時) (レス) @page24 id: bbc2ce6785 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけ(プロフ) - 更新楽しみにしてます!!とても面白くてちょうどいいところで切れたので「くっ、、」となりましたwこれからも頑張ってください! (2月15日 0時) (レス) @page18 id: 769f5f5807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラAI | 作成日時:2024年2月12日 20時