スプレー ページ31
ここなと別れて指輪を隠すため服屋でグローブを買い付けてからバイクに乗って練習を始めた
夜の道路を走っていたらパトカーと車とヘリが見え声を掛けて近付いた
『先輩達なにしてるんですか?うきゃ!!』
ら「A!?」
ブレーキが間に合わず誰かの車にぶつかり横転し車の上に転んでしまった
車の持ち主らしき人が私にぶつかった事にキレ怒鳴ってきた
「なにぶつかってきてんだぁおめぇ?」
『いたた…す、すみません!』
ら「あー…ウェスカーさんすみません。その新人さん運転下手すぎてよくぶつかっちゃうんで」
ウェ「新人?…ふーん」
車の上から降りてウェスカーさんに謝罪していたがなぜかずっと私を見て黙っていた
首を傾げていたら皇帝の荷物を探っていた熊頭の男が「持ってないです、大丈夫です」とウェスカーに声を掛けた
ウェ「そうか…よかったよ警察じゃなくて」
『?もしかして事件中でした?』
ら「餡ブレラのスプレー消したかって揉めてるだけだよ」
ウェ「あ、新人さんは雑巾持ってないよね?」
『雑巾?』
どんなアイテムなのかわからない私にクマゴリラは親切に雑巾を渡して教えてくれた
私は鞄リストにある雑巾を見た瞬間心臓が大きく跳ねた。指先が震え固まっていたら私を呼ぶらだおの声に意識を取り戻し慌てて雑巾を返した
ク「ミンドリーさんも消してないですよね?」
ミ「なにを?」
ク「え?スプレー」
ミ「スプレー消してないよ。俺だってさっき戻ってきましたからね」
ら「…」
黙ってみていたらだおはスマホを取り出し電話をかけた
≪もしもし、らだおどうしたの?≫
ら≪A、乗ってきたバイクをインバウンドしてヘリ乗って≫
≪…うん≫
らだおは私の様子がおかしいと気付いたらしく言う通りに倒れているバイクに近付いてインバウンドをする為にタブレットを操作しようとしたが手が震えてできない
―――・・・じで・・・・・・てぇみ・・・・・・
『(だれの声…?思い出せないっ)』
ら「!」
―――・・・・・・よな・・・・・・ころだよな
ズキン!
『いっ』
ら「A!」
異変に気付いたらだおが乱暴にヘリを着地し倒れそうになった私を間一髪で受け止めた
激しい頭痛に身体に力が入らず何かを叫ぶらだおの声すらも聞こえない
『……ぉ…』
ら「A!」
私の名前を呼ぶらだおの声を聞こえた瞬間に意識を失った
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aiai2053(プロフ) - http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/4/6/e46aed7575d39453e625fdbee5bbe49c.jpg通りすがりの暇人です。素人ですがよろしければどうぞ。 (3月6日 22時) (レス) id: 5392177912 (このIDを非表示/違反報告)
妖怪○ォッチ新作!悲しき悪魔 - ストグラ好きなのでマジこれからも頑張って欲しい!文章の書き方上手いし、分かりやすいです!最新待ってます。 (2月18日 18時) (レス) @page24 id: bbc2ce6785 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけ(プロフ) - 更新楽しみにしてます!!とても面白くてちょうどいいところで切れたので「くっ、、」となりましたwこれからも頑張ってください! (2月15日 0時) (レス) @page18 id: 769f5f5807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラAI | 作成日時:2024年2月12日 20時