【stgr】記憶喪失の警察官【青井らだお】

初のバイク ページ27

本署に着きロビーに設置してあるタブレットで出勤ボタンを押した
らだおから必要な道具を渡され駐車場でディスプレーを見ながら悩んでいた


ら「んーAを1人でパトロールさせたいけどなぁ」

「別にいいんじゃないすか？」

『(クッキーマン？)おはようございます』

「おはよう！もしかして噂の新人さん？俺、えび男！よろしくね！」

『桜宮Aです』

ら「えび男はAの運転技術知らないからそう言えるんだよ」

え「え？結構運転やばいの？」

ら「隣に乗ったら死を覚悟した方が良い」


その言葉にえび男は一歩下がり「さぁて事件対応してこよっと」と走って逃げて行った
頬を膨らませムスッとしている私を見て小さく笑って頭を撫でた


ら「車よりバイクの方がマシだから一緒にバイクでパトロールするか」

『…あい』


ガレージリストにあるキャップのバイクを出しこれに乗ってと鍵を渡してくれた


ら「性能は高くないけどAの運転だと丁度いいバイクかな」

『ちょっと一周走ってきていい？』

ら「いいよ」


らだおに許可貰って走らせた瞬間、柵が下がる前に思いっきり突っ込んでしまい横転してしまいそれを見ていたらだおは爆笑した


『うぅ…足いたいぃ』

ら「あははw思いっきり横転したから怪我するわなｗ病院行くかｗ」


らだおの手を借りて立ったが足に違和感がありフラフラ状態だったのでらだおが私を抱き上げてバイクに乗り病院まで運んでくれてももみに治療してもらった
このままでは一緒にパトロール出来ないしチェイスも出来ないと運転練習するとらだおに伝えた


ら「んーいいけど何かあったら無線で連絡するんだよ」

『りょーかい！』


らだおに許可貰ってバイクの練習をした

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