【stgr】記憶喪失の警察官【青井らだお】

警察体験1日目(4) ページ16

署に着いた時には頭痛が治まりらだおと一緒に牢屋まで行った


ら「じゃあ捕まえた犯人の荷物を見て犯罪道具を押収する」

『はい！ニャンコスキーさん失礼しますね』

ニ「優しくお願いします(ﾃﾚ」


デレデレしているニャンコスキーを一発蹴ったらだおを無視して体験用タブレットで犯人の荷物を見てピストル、手錠、犯罪道具3つを押収し、らだおにミスがないか確認してもらった


ら「うん大丈夫だね。救急隊の人お願いします」

『お願いします』


救急隊のドングリさんが治療している間にらだおがタブレットでプロフィールを見て確認をした


ら「まぁ特に見るもんはないだろな…」

『有名な犯罪者？』

ら「そうだね。捕まえた犯人から名前を聞いてプロフィールで確認するんだけど、言わない犯人は秘密道具で名前を特定出来る。体験中はプロフィールとか秘密道具は持てないから上司か先輩に調べてもらうって感じかな…じゃあ切符切ります。タブレット開いて」


らだおの指示通りにタブレットを開き請求書の作成を選択した


ら「銃を持っていたから銃刀法違反、車でチェイスしたから道路交通法違反、公務執行妨害、犯罪者は免許持ってないから無免許運転、スポーツカー盗んだから強盗罪、人質いたから拉致誘拐、フリーカ銀行は準重強盗罪」

『請求しました！』

ニ「借金が増えてくよぉ」

『頑張って働いて返してくださいね(ﾆｺ』

ニ「あ、Aさん連絡先交換しませんか？」

ら「なにナンパしてるんすか！(ﾊﾟﾝ」

ニ「アバババッ」


ナンパするニャンコスキーにテーザー銃で撃ち「さっさと刑務所に送りますか」とタブレットを開いた


ら「刑務所を選択して60分って入力して」

ニ「60分！？30、30、30」

ら「30分すねw刑務所送る時は自分の回りに人がいないか確認して…まるんさん気を、あれ、プリズンしますよ」



声掛けをしてる間にもニャンコスキーは27分とごね始めたらミンドリーが「わきをさんは50で行った」と言うので50分と呟いたらまたしてもごね始めた


ら「じゃあ30……35で」

『35分ですね』

ニ「え、なんで増えて、あ」


喋っている途中で35分と提出したら刑務所に一瞬で飛ばされ、それを見ていた警察達は笑った

警察体験1日目(5)→←警察体験1日目(3)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す