【stgr】記憶喪失の警察官【青井らだお】

警察体験1日目(3) ページ15

無線の会話を聞いていたらだおは地図をみて「スドバ前ってどこだ？」とかナツメ先輩の質問に答えていたら犯人がでてきた


ニ「手を上げろー！ってらだおじゃないか」

ら「おはようございます。あ、いま体験の人いるけど運転するのは俺なんで」

『体験の桜宮Aです』

「え、めちゃ可愛いやん。体験落ちたらこっちに来ない？」

『え、いや…』

ら「体験の子にナンパしないでください。A、パトカーに乗って」

『うん』


らだおと一緒にパトカーに乗り犯人が「3分間アタック禁止だからな」と走って逃げる車を追いかけた


ら「《いまチェイス中です》こらー」

『《22分までアタック禁止です》あ、らだおここUターンするかも』

ら「え、まじ？」


地図を見て犯人がUターンすると予想したら本当にUターンした事にらだおは驚いていた
そのお陰で見逃すことなく追いかけられ犯人はユニオンの中へと入った
犯人は坂を無視して飛びこみ地面に着地したと同時に何故か爆発した


ら「ええ！？」

『おお！爆発した！』

ニ「なに！？ちょっと待って！」


らだおはパトカーから降りて笑いを堪えながら大丈夫ですかぁ？と声を掛け、私もパトカーを降りて隣で燃える車を見て無線で報告した


『えっと…《7175の犯人の車が爆発してダウンしました》…報告はこれで大丈夫？』

ら「OK…熱そうやな。消えるまで待ちますね」


燃える車の前で座って待つらだおに苦笑してしまい、私は立ったまま消えるのを待った
火が消え犯人を車から出し車種を確認しようとスマホで操作したけど分からなかった


ら「燃えた車って確認できないのか？」

ニ「これぞ証拠隠蔽だっ」

ら「う〜ん」



ーー燃えた車はタブレットを使って車のカスタムで車種が分かるんだぜ



『…タブレットで車種がわかる…』

ら「え？」


突然知らない人の声が頭に響きその言葉を呟いた
それと同時に無線から皇帝が同じような事をらだおに教えた


『(さっきの声は誰なの？分かんない…)っ』

ら「！A、無理して思い出そうとしなくていい。パトカーに乗ってな(ﾅﾃﾞ」

『うん…ごめん』


パトカーに乗ってゆっくりと呼吸し座席に寄りかかり目を瞑った
犯人が盗んだ車種がわかり合流してきたナツメにスポーツカーだと報告した
らだおはダウンした犯人を手錠し車に乗って署へ連行した

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