超能力者には最愛の彼女がいるー１−【斉木楠雄のΨ難】

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最後の種目クラス対抗リレーが始まった



先「位置について、よーい」


ﾊﾟﾝ！


海「ﾊｧﾊｧ」



Aの変わりに走る事になった海藤だったが、走る速度が遅く巛組はビリになってしまい、そのまま高橋にバトンを渡った



高「(ﾁｯ、いきなりビリかよ。でも後は任せておけ海藤！)」


≪巛組はビリのままバトンが渡りました≫



だがビリのまま燃堂に渡り、海藤と高橋は落ち込んでいた



燃「ホッホッホッホッ」


≪巛組の燃堂くん速い速い！ビリから一気にトップ！すごいぞ！≫


楠「(走り方がただただキモいがな)」



燃堂のお陰で1位に上がりキープしたまま次々と走り灰呂に渡った



灰「(みんなよくやった！後はこのまま斉木くんに繋ぐ！)(ﾊﾞｼｯ」


バタン！！


巛「え」



突然尻を出して転んでしまった灰呂



楠「(やっぱり出したな尻。いつもの僕ならこの順位のままゴールするが…)」


谷「よし勝てるぞ！(くくく、足を掛けたついでに…)」


灰「くっ」


海「灰呂の奴、膝に怪我してやがる！」



谷「(転ぶ位置を計算し、膝に当たるよう置いたのさ。バレなければ反則じゃないんだぜ)」



□組のリーダー、谷原によって足を掛けられ、尖った石が膝に刺さり怪我をしてしまった



楠「(この場合話は別だ。それにAを賭けた勝負を邪魔したのを許す訳にはいかない。今の灰呂の状態だと走るのは難しい…不審に思われるが復元能力を使うか…！)」



楠雄は復元能力を使い灰呂の怪我を治そうとした瞬間



灰「(このままでは巛組が負けてしまう！)」

？「灰呂くん！バトン渡して！私が変わりに走るから！」

灰「君は…！」


巛組「月夜さん/Aちゃん！！」



三角巾をして灰呂に手を差し伸べるAが立っていた



灰「月夜さんっしかし君も怪我を…」

『こんなの大した怪我じゃないから平気！』



そう言って灰呂からバトンを受け取りすごいスピードで楠雄がいるところまで走った

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