千年前・・・1 ページ1
民が飢えという死を背負い、貴族が贅沢に暮らしている平安時代
私の両親は陰陽師で、その血を受け継いだ私は妖や霊が見えたが、両親には持っていない人の心が読める力と不思議な力を持って生まれた
それを知った父親は私を恐れ蔵を作り閉じ込めたが母親は恐れず愛してくれた
だが15歳になった頃母親は病で亡くなり、私を愛す人はいなくなって1人寂しく蔵で暮らしていた
そんなある日、運命の出会いがおきた
カリカリ…
『ん?』
今日も蔵で陰陽術の本を読んでいたら扉を引っ掻く音が聞こえた
読んでいた本を地面に置き近付いたら、扉から小鬼がすり抜けて入ってきた
『鬼…?』
鬼≪キキッ≫
『ん?私の霊力を感じて来たの?あなたの主は?』
鬼≪キキッ≫
『お父様とお話中か…じゃあ終わるまで私の話相手してくれる?』
鬼≪キキッ≫
『ふふ、ありがとう』
鬼さんの主が来るまでお話をした。誰かと話すのは久しぶりで楽しかった
だけど、楽しい時間はあっという間に終わり主の霊力が近くで感じたのか扉をすり抜けて帰ってしまった
『…鬼さんの主は誰なんだろう…会ってみたいな…』
鬼さんから感じた主の霊力は悲しく冷たかったけど少し温かい霊力も感じた
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織姫(プロフ) - 更新楽しみにしています(*´罒`*) (2021年12月29日 15時) (レス) @page15 id: 32f999ae7c (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 続きが見たい (2021年9月27日 3時) (レス) @page14 id: 23ea950ddc (このIDを非表示/違反報告)
ユカ - ハオカッコいい。続きが気になります、更新頑張って下さい (2021年5月18日 14時) (レス) id: f8c9fe1d36 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新待っています!頑張ってください! (2020年6月20日 0時) (レス) id: 3c01cb7537 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - ハオが好きなので嬉しいです笑ありがとうございます! (2020年6月20日 0時) (レス) id: 3c01cb7537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラAI | 作成日時:2018年1月22日 15時