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〜Aちゃんside〜
また1日が過ぎ、朝早く起きて復習、予習とお母様の朝食作りを済ませ、お母様が買い出しに行くまでのスケジュールを終えた。
叔母「では、行ってきます」
『はい、お気をつけて。』
お母様が外に出たのを確認すると、私はいつもの様に洗濯などの家事を終わらせ、確認テストの予習も済ませた。
まだ時間はあったので、庭へ行こうか迷ったが、体の調子は万全でもないものの久しぶりに彼女にも会いたいので私は外に出ることにした。
私はいつもこの様にお母様にバレないように気をつけながら、余った時間で庭に出て時間を潰していたのだ。
そして、いつも来てくれる隣に住んでいる彼女が庭に来てくれて、お母様が帰ってくる頃合いになるとお互いが自分の家へと帰る。
家の敷地から出たことはほとんど無いが、こうして庭に出て息抜きができるだけで私には十分満足だった。
私は玄関のドアを開けて外に出る。
今日はあの子は…。
???「あ！Aちゃん！」
『！ 明日香ちゃん！』
彼女は高い柵を軽々と超えるとこちらへやってきた。
『ふふ、相変わらず運動神経がいいのね』
明日香「へへ。それよりAちゃんが無事で本当によかったよ〜、僕本当に心配してたんだよ⁉︎」
『心配かけてごめんね、ありがとう』
そういうと私は彼女に抱きついた。
彼女も私を抱きしめ返してくれた。
このボーイッシュで明るく、歳も近い彼女は私の唯一の友達。
初めて明日香ちゃんと出会った時は男の子かと思っていたが、一緒に過ごしていくうちに疑問に思うようになり、勇気を出して聞いてみると「女だよ」と返されびっくりしたことがある。
明日香「…ってかAちゃん、その傷、」
『ああ、これは大丈夫よ、気にしないで。』
明日香「いや、大丈夫じゃないでしょ。もしかしてまた処罰を受けたの…？」
『…ええ、まあ』
私は困ったように笑みを浮かべる。
明日香「…そっか。」
明日香「ところでさ、Aちゃんの彼氏さんから事情聞いたよ」
『え！』
明日香「もちろん手紙のこともね」
『手紙…草太さんちゃんと行ってくれたんだ…もうてっきり諦めていたのかと…』
廃墟に草太さんと2人で座っていた時に私が草太さんに話した作戦を、草太さんは実行してくれていた。
ずばり言うと、私の家に手紙が届くとバレてしまうので隣人であり親友でもある明日香ちゃんの家に届くようにすればいいというものだった。
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。(プロフ) - 嬉しいお言葉ありがとうございます、お待たせしてしまってすみません！ ᵕ ᵕ̩̩ (5月24日 22時) (
レス) id: ef5ba95522 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - とても面白いので更新お暇な時にお願い出来ればいいなと思います (2023年2月26日 22時) (レス) @page13 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - えっえっ嬉しすぎます…頑張ります!!お名前すずめちゃんなの可愛いですね ෆ ̖́- (2023年1月4日 22時) (レス) id: 1505929e17 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ - 大大大好きです！とっても面白いです！！これからも更新頑張ってください！！ (2023年1月2日 22時) (レス) id: cc1cce8453 (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 本当ですか‼︎そう言っていただけてめちゃんこ嬉しいです！泣 (2022年12月30日 1時) (レス) id: d3145eb9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。 | 作成日時：2022年11月27日 22時
