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〜Aちゃんside〜
全てが終わった。
こんなに色んな感情を感じたのは初めてだった。
ずっと同じ場所で同じような生活を繰り返していた私にとっては、何もかもが違って見えた。
私は今まであったことや感じたことを思い返し、深く深呼吸して胸にしまう。
私に色々なことを教えてくれた草太さんにも感謝をしなければ、、と思う。
今は、交通機関に疎く帰り方の分からない私を草太さんが自宅まで送ってくれている。
電車に乗っている間、急に今までの疲れが溜まっていつの間にか草太さんの肩に寄りかかって寝ていた。
〜草太さんside〜
草「ふふ、寝ちゃったか」
肩によりかかったAの寝顔を愛おしそうに見つめる。
Aちゃんは寝顔も可愛いな、なんて思いながら俺は彼女の髪をいじったり、手を握ったりしていた。
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そろそろ着きそうだったので、俺はAを起こし始める。
草「Aちゃん、着いたよ」
『ん、、』
Aは俺と違って()寝起きも良いので、1度起こしたらすぐ起きてくれた。
相変わらずAちゃんはふわふわしてて可愛い。
俺とAはいつしか来た懐かしい道を歩いていた。
しかし、家に近づけば近づくほどAはどこか浮かない表情をしている。
色々察した俺は、ある提案をする。
草「ねぇAちゃん、俺たちが出会った廃墟へ寄らない?」
『え?…えぇ』
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。(プロフ) - 嬉しいお言葉ありがとうございます、お待たせしてしまってすみません! ᵕ ᵕ̩̩ (5月24日 22時) (レス) id: ef5ba95522 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - とても面白いので更新お暇な時にお願い出来ればいいなと思います (2023年2月26日 22時) (レス) @page13 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - えっえっ嬉しすぎます…頑張ります!!お名前すずめちゃんなの可愛いですね ෆ ̖́- (2023年1月4日 22時) (レス) id: 1505929e17 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ - 大大大好きです!とっても面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2023年1月2日 22時) (レス) id: cc1cce8453 (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 本当ですか‼︎そう言っていただけてめちゃんこ嬉しいです!泣 (2022年12月30日 1時) (レス) id: d3145eb9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:。 | 作成日時:2022年11月27日 22時