土曜日 文化祭 ★私目線★(2) ページ5
それからたくさんの店をまわって、時刻は5時10分前をまわった。
「もう暗いね!」
A「もう秋ですからねー。」
どうやらこの学校は、5時〜5時半までサプライズイベントをするらしい。サプライズと言ったら意味ないかもしれないけど、イベントの内容は言ってないからサプライズなのかな？
「5時半まで文化祭とは…少し遅くはないか？」
流石、雄英高校メガネ男子。
「まぁ、これでも私立だから。バス送迎で、生徒の安全は確保されてる訳。」
「解消!」
そっか、私立か。解消の“個性”はチートめいてて、成績優秀で、容姿麗しく…。
「…どうした。」
「んん？」
「いやなんか、珍しく無表情だったから。いつも、うざったい程表情変わるのに。」
「うざったい…?!」
うざったいのかぁ…？
「いや、冗談。そうだ、僕はもう少し片付けあるけど…終わり次第行くから…」
遅い。暗い。…怖い。
なぜ私が、この暗い非常階段で1人佇んでいるのか。
…解消に言われたからだよ!!
解消が、「片付け終わり次第行くから、校舎裏の非常階段にいて」って。
…解消からの誘いなんて、断れないよ。ちょっと、降りて待ってよう。
もやもやぐるぐる、私ばっかり考えて。解消は、さっき挙げたことに加え、家柄もいい。
私なんか至って普通の…公立高校通信制だし、喉痛いと不便な“個性”だし、成績は外国語に偏ってるし、容姿幼稚だし。
やっぱり、釣り合わないだろうな。
知ってるよ。知ってて尚、好きなんだよ。好きなものは、好きなんだよ…。
その時、背後に気配を感じた。でも、1人じゃない…？
「ねぇ、君…」
もしや、ナンパ？これで、少女漫画的展開に…?!
「触んな」
「早いぃ…!」
少女漫画的展開は、私がナンパ拒否して襲われそうになった瞬間止めに入るやつでしょ…!
「あ、あぁ、彼氏くん？ごめんねー、はは…。」
それに解消、恋愛もの少女漫画の眼光じゃない。バトルもの少年漫画で、必殺技使う直前の眼光だよ…？
「…はぁ。」
「解消…？あ、ありがとう。」
「ったく、馬鹿なの？まぁ、馬鹿なのは知ってたけど。」
解消は、いつもそうやってずばずばと。
「だから、上で待ってろって。」
「…わ、たしだって…。」
急に声を荒らげたことから、解消は目を丸くした。
「私だってぇ…女子なんだよ？そんな、いつも馬鹿にしていいと思ってる?!
たまには、雰囲気大切にして欲しいとも思うんだよ？今だって…!!」
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キリカゲ(プロフ) - 番外編を作成しました。http://uranai.nosv.org/u.php/novel/datteatasi14/ 諸事情でエラーが起き、編集できなくなってしまった故にこちらに書かせていただきました。気付いてくださる方がいたら嬉しいです。そういった方がいたら、是非コメント欄へ…(すみません) (2018年9月13日 19時) (
レス) id: 4939a5f3d3 (このIDを非表示/違反報告)
キリカゲ(プロフ) - 、さん» ご報告ありがとうございます。今外しました。大変申し訳ございませんでした。 (2018年7月23日 10時) (レス) id: 347b44d7b3 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月22日 23時) (レス) id: 9b8c9f802a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリカゲ | 作成日時：2018年7月22日 23時
