甘々紅一点ちゃん

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“ 阿部side ”



Aが出かけた家はシーンと静かになる



深澤「なぁ、今日の誕生日どうする？」



その沈黙を破ったのはふっかだった



渡辺「パーティーでもする？」



ラウ「しょっぴーがパーティーの案出すなんて、！」



渡辺「悪いかよ！笑」



翔太のおかげで静かだった部屋に笑いが起きる



目黒「でも、Aは誕生日嫌いなんすよね？」



岩本「そうだな、そりゃそうだろうな」



まだ俺たちがJr.の頃



たまに俺たちの様子を見にくるジャニーさんは



毎回女の子を連れて来てた



それが今のAだった



ジャニーさんにAの誕生日を祝って欲しい



そう言われて、サプライズでパーティーの準備を



当時男6人でした事があった



場所と時間をジャニーさんに伝えて



時間通りにAを連れて来てもらった



その時、なんの事情も知らなかった俺たちは



喜んでくれる、そう思ってた



だけど、ジャニーさんと部屋に入ってきたAは



急に泣き出して



俺たちが作った装飾をバラバラにして



舘さんが作った料理をひっくり返した



そんな事をしてるAを



ジャニーさんが力づくで止めて



Aの頬を軽く叩いた



それが俺たちが見た最初で最後の



ジャニーさんが怒ってる姿だった

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