赤薔薇は狙われている (ページ6)

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d side

朝、眩しい光に包まれ目を覚ますと
目の前には愛しい恋人の姿が。

すやすやと気持ち良さそうに寝る目黒の頭を撫でる
昨日の夜は、あんなにカッコよかったのに、今はなんだか可愛らしい

ズキズキと痛む腰を抑えながら、ベッドから離れようと立ち上がると

腕を掴まれた

少しビクッとしながら振り返ると、何か悪巧みをしてそうな目黒がこっちを見ていた

d「おはよう。起こしちゃった？ごめんね」
m「いえ、大丈夫です。」

目黒は、ベッドの中へと俺の腕を引っ張った
スポッと、目黒の腕の中に収まる

　
m「捕まえた」

d「離して(笑)」

m「いやです」

離せ〜なんて戯れあってると、

m「どうですか？俺の事しか考えられなくなりましたか？」
と、急に耳元で囁かれた

d「！！、、、急にやめてよ。ドキッとするじゃん」
m「いつも、ファンをドキドキさせている涼太くんが、まさか俺にドキッとさせられているなんて思いませんよね。」
d「そうかもね(笑)」

離してくれない目黒に、包まれながらまた寝る事にした