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アトリエには生活に必要な道具が一式揃って置いてあった。
壁に備えられた棚にはびっしりと画材が並べられている。
トイレや水道、ベッドまで完備され、食事をどうにかすればここに住めそうだ。
大きな窓からは庭の木々が良く見え、文句の付けどころがない。
今まで色んな所で絵を描いていたが、ここまで設備の整った施設は中々ないと思う。
俺は家主の存在も忘れてアトリエの中を物色する。
蓮「すご……」
翔太「気に入った？」
子供のようにはしゃぐ俺を見て、家主は誇らしげに鼻の穴を広げた。
翔太「小さいけど素敵なアトリエでしょ？ここにいると素敵な作品が生み出せそうな気がするんだよね。まあ、俺はもう行くけど、トイレも水道も好きに使っていいから自由に過ごしていいよ。ここ閉めるのが夜の八時だからそれがタイムリミットってことで。」
彼はそう言って扉のドアノブに手を掛ける。
そのまま出ていこうとしたところで彼は思い出したようにこちらへ振り向いた。
翔太「そうだ、お題は【自由】だから。お腹が空いたら呼んで？俺が何か持って行ってあげるから。蓮くん、いい作品楽しみにしてるよ。……じゃあ――」
翔太「―― 採用試験始めっ！！」
彼は楽しそうにそう言って、扉を閉めた。
彼が去った途端静かになり、遠くにいる小鳥の声が聞こえてくる。
閑静な住宅街の中の建物ともあって車の音も信号の音も聞こえない。
時々犬の喧嘩する声が聞こえてきたりもするが、なんだかそれも心地が良い。
一人になった俺は久々にゆっくり伸びをして、窓から差し込む眩しい日の光に目を細めた。
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桜桃(プロフ) - 雛さん» うんっ！頑張ろ〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ (2021年9月19日 23時) (
レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 桜桃さん» はーい！お互いに頑張ろっ！ (2021年9月19日 23時) (レス) id: 49eb3e1d4b (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - 雛さん» こちらこそありがとう〜！次の更新もお楽しみに〜^ - ^また思いついた時に「パパぱん」のコメ欄によろしくね〜 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 桜桃さん» パパは、パン屋さんっ！次の更新、楽しみにしてます！あと、この間はリクエスト答えてくれてありがとう！ (2021年9月19日 22時) (レス) id: 49eb3e1d4b (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 桜桃さん» ありがとー！これからも頑張る！ (2021年9月19日 22時) (レス) id: 49eb3e1d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛
| 作成日時：2021年9月14日 22時
