25(亮平Side) ページ25
俺は真冬だというのに額に滲んできた冷汗を拭う。
ふと窓を見ればいつの間にかちらちらと雪が舞い始めていた。
亮平「あ、雪だっ！」
ふと、俺は蓮の顔を思い出した。
蓮の顔は雪みたいにスベスベで、どこかの妖精の国の王子様みたいに整っていてかっこいい。
蓮と出会ってから数日、警戒心が強くぎこちなかった彼の態度も少しずつ柔らかく自然になってきた。
今では俺が急に抱きしめても引き剥がさなくなったし、文句も言わなくなった。
正直、言い寄ってくる辰哉先生のことよりも家にいる蓮のことで頭がいっぱいである。
亮平「今日はケーキでも買って帰ろうかなぁ……」
俺が鼻歌交じりにそう呟けば、A先生が「すてき！」と反応した。
A「先生ってご結婚されてないですよね？もしかして、彼女さんと過ごされるんですか？」
亮平「いや、最近俺の家に泊めてあげてる子がいるんだ。その子と一緒に食べようかなって。」
A「へえ。その方って女性？」
亮平「ううん、男。A先生は俺がその子のこと狙ってるとでも思ったんでしょ？なんでも恋愛に持ち込めばいいってわけじゃないんだからね！」
A「バレちゃいましたか！そういう性格なので許してください〜！でも、誰かと過ごすクリスマスって素敵ですね！！」
まあ、その子のこと密かに狙ってるのはあながち間違いでも無いんだけど。
なんて、全然関係ない学校の同僚に話せるはずもなくて、俺は出かかった言葉を飲み込んだ。
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桜桃(プロフ) - 雛さん» うんっ！頑張ろ〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ (2021年9月19日 23時) (
レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 桜桃さん» はーい！お互いに頑張ろっ！ (2021年9月19日 23時) (レス) id: 49eb3e1d4b (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - 雛さん» こちらこそありがとう〜！次の更新もお楽しみに〜^ - ^また思いついた時に「パパぱん」のコメ欄によろしくね〜 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 桜桃さん» パパは、パン屋さんっ！次の更新、楽しみにしてます！あと、この間はリクエスト答えてくれてありがとう！ (2021年9月19日 22時) (レス) id: 49eb3e1d4b (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 桜桃さん» ありがとー！これからも頑張る！ (2021年9月19日 22時) (レス) id: 49eb3e1d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛
| 作成日時：2021年9月14日 22時
