私の兄達は､変わってる【歌い手】

女子会 ページ34

結歌との夜の会話なう。
所謂…女子会？


部屋の事とか、お洒落のこととか、ごく普通の話。
結歌の部屋は、意外にも可愛らしいお部屋らしい。

ラブライブのことりちゃんグッズも結構あるみたい。


A「した、ちょっと騒がしいね」


結歌との話が一段落つき、さっきから思っていたことを言う。
結歌はイケメンスマイルを私に向けて、そうだね、と言った。

結歌は少しうつむいて、小さく呟いた。


「お兄さん好き？」


意図はよくわからなかったけど、聞かれたら答えなきゃみたいな
謎の考えが浮かび、咄嗟に口に出した。


「好き」


口に出した瞬間、凄い眠気が襲い、
そのまま意識を飛ばした。

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No Side

「あ、寝ちゃったか…」


結歌はAをベッドに運び、布団をしっかりと被せた。
ベッドは二人くらい余裕で入れる大きさだが、
結歌はベッドの縁に背を預けるだけだった。


ベッドの縁に身を委ね、ゆっくりと目を閉じた。
微かに、Aの兄たちの声が聞こえた。


「なにそれ！大学組はいいよね！！
イジる要素ないもんね！！」


など、Aのことだろうか。
言い合いが聞こえてきた。

結歌は安心したように微笑み、静かに寝息をたて始めた。


((…愛されてるなぁ…よかった。))

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後日談

「結歌！なんでベッドで寝てなかったの？！風邪ひいちゃうでしょ！？」

「はーいママぁー」

「ママじゃないわっ！！笑いながら言うな許しそうになる！！！」

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