こっちを見て《サボ》

第十四話 ページ15

『いらっしゃいませ！！』



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昨夜







「相談じゃと？」


『はい、実は今働く場所を探しているんです。」




海賊の賞金もそろそろ無くなりそうだし、




「、、、了解じゃ。



そうじゃのう、この店はどうじゃ？」



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その後

カクさんにこの酒場を紹介してもらったわけだ。






「案外馴染んでるのう、」


可愛い。




《そうだな。








……カク、俺たちの目的を忘れるな》



「…分かっておる。







だか、可愛いのうAは」




《…………》



ルッチは何も言えなくなった。





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『ブルーノ店長、このお酒は、』



「？嗚呼、三番目の棚だよ」


『わかりました！』




酒場で働くの初めてだけど、



オヤジ達の酒の片付けなどしてたら、




そのおかげでなのか、酒の名前分かるようになってた。





だから、そんなに大変ではなかった。



オヤジ達に感謝しないと。




「Aちゃん！こっちに酒ちょうだい」



『はーい！』







『どうぞ！』



「ありがとうな！」







「……(わしももっと話したい！！！



食事に誘ったあの日から全然話せていない。




もっと知りたいのに！)」




『！カクさん。


いらしてたんですね。



お仕事は大丈夫なんですか？』



「あっ、ああ


大丈夫じゃ。



Aそっちはどうじゃ？」




『お陰様で、十分慣れました』



「そうか、よかったのう。


それとわしのことはその、カクと



呼び捨てで大丈夫じゃ。敬語も無しじゃ。

わしらは年が近いからのう」


『いいんですか？


じゃあ、カクありがとう！


船大工の仕事頑張ってね！』



「ドッキン！！


ああ、わしは頑張るぞ！！！！



また、夜な」




『ありがとうございました！』





その日、




カクはいつも以上にやる気で、





船大工の人達に




気持ち悪がれていたとか、







Aがウォーターセブンに来て




3ヶ月。





サボの情報は





ゼロ。

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