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阿部side

先に言ってって…気まずくなるじゃん。

「ごめん、あとで言う!」

「うん。

デビューするまで、本当に長い道のりだったね。ほら、ここから今までの思い出の場所がたくさん見える。」


事務所とか、メンバーでロケした場所とか、メンバーとプライベートで訪れた場所

たくさんの景色が詰まってる


そして、大学も




「阿部が、俺の反対を振り切って、大学院まで立派に卒業して、ジャニーズと両立しながらいくつもの資格まで取って…

そのおかげで、俺は諦めなかった。阿部とか、みんなを信じ続けれた。それに、デビューできた。

でも、阿部は一人で頑張りすぎちゃう癖があるんだよね…

言いたいこと、あるんでしょ?」



自然と口が開いた。
でも、言葉は出ない


「舘さん、あのね、おれ、舘さんのことが…

す、す、す、す、S…」(←消え恋じゃん)


チュッ

唇に温かい感覚が




目を開けると

目の前で大好きな人が、大好きな笑顔で

俺の頭を撫でてきた。




「やっとだよ。ずっと阿部が言ってくれるの待ってた。でも、我慢できなくなっちゃって。」



「ス 、キ ///」

小声だったけど、ちゃんと言えた。


「亮平、月が綺麗だよ。亮平と同じくらい。」


カァッ////


急な名前呼びといい、お洒落な比喩使ってきたり、

「亮平?俺と、




付き合って下さい。」




「うん。ありがと///」





そんなわけで、デビューした日から今日までずっと仲良くやってきた


メンバーは知ってるかって?

それはね、

言ってないよ。



涼太は、あっ、普段2人の時名前呼びなの!

メンバーに自分のものだって見せつけたかったみたいだけど、俺がそのせいで何か問題が起きたら嫌だし、恥ずかしいって言ったら、

言わないっていうハラハラ感もいいねって。

でも、いつもお決まりで、亮平の気持ち次第で、そっちが俺のやりたい方だからね

と言ってくれる。

同棲もね、実は最近始めた

不調→←馴れ初め?



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さく(プロフ) - 小説面白いです。続き楽しみにしてます (2022年6月18日 16時) (レス) @page26 id: 137beba8ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:永来恋愛(えくれあ) | 作者ホームページ:http://momorisu  
作成日時:2022年5月25日 19時

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