6話 ページ6
痛い。と自身の身体に言われたような気がして
目を開ける。リビングの時計を見ると時刻は5時半を指していた。
昨日とは違い、1時間も早く覚めてしまったのはきっと、慣れないソファーで寝てしまったからだろう。身体を起こし背伸びすると骨がポキポキと鳴った。
外を見ると昨日とは違ってどんよりと雲に覆われた天気だった。
それを見ながら、昨日しなかった洗濯物があること思い出し頭が少し痛くなった。
身支度を整え、寝室のドアを開けると目を閉じたまま深く呼吸し寝ているであろう男性の姿が見えた。近くにより、おでこに手をつける。
うん、小さな傷によって熱が出たりなどはしていないようだ。ちゃんと消毒できた。と自身を褒める。
枕元に置いた傷薬を昨日の要領で塗り、布団をかけ直して寝室を出る。
とりあえず今日はお店を休みにしよう。
洗濯や買い出し、それに薬草の採取にも行かないと。そう思い立ち朝ごはんはトーストを焼き食べた。
村の商店街に着くと、私の店を贔屓にしてくれているお客さんたちに会った。
「あら、Aちゃん！早いのね！」
おはようございます。と挨拶をして目当ての野菜などを指差し買い物をする。
「今日はお店の準備はいいの？」
「はい。今日は申し訳ないんですが薬草採取などをする予定でお休みするんです。なので雨が降る前に早く行動しようと思って。」
「そう。そういえば聞いた？○○国と我々国が戦争になるらしいわ。まだ先の話だとは思うのだけど…。Aちゃんは一人暮らしでしょう。戸締りをちゃんとして気をつけるのよ。」
戦争になる…ー。
その言葉を聞いて今の天気のように私の気持ちも重くなる。
また、もうすでに1人怪しい人を匿ってます。
なんて言ったら優しいおばさんは私の家に警備隊を連れて流れ込んでくるだろう。
はい、気をつけます。と引きつった笑みを浮かべて店を後にした。
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リンク(プロフ) - シケ様 感想ありがとうございます。面白いと感じて頂けて幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。 (2019年1月12日 19時) (
レス) id: 85cd1761d7 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - うぃ様 こんにちは。お褒めの言葉ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: 85cd1761d7 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - おじゅん様 初めまして。更新が遅くなってしまい申し訳ございません。たくさんの嬉しいお言葉ありがとうございます。これからも変則的ではありますが更新してまいります。どうぞよろしくお願い致します。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: 85cd1761d7 (このIDを非表示/違反報告)
シケ - ちょー面白いです！続き待っております(｡･ω･｡) (2018年10月14日 17時) (レス) id: cfbdc17c2a (このIDを非表示/違反報告)
うぃ - ちわぁっす！おもしろいですね！続き待ってます！ (2018年8月31日 19時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンク | 作成日時：2018年6月18日 16時
