2話 ページ2
「ありがとうね。Aちゃんの薬が1番効くわ。」
おばあさんは私に目を合わせ嬉しそうにそう言った。
「ありがとうございます。量を守って服用してくださいね。何かあれば教えてください。」
分かったわ。待合の椅子から腰を上げお店から出て行くおばあさんを見送り私は背伸びをした。
さぁ、午前中はこれくらいにしておこう。
寝坊した分は午後頑張ればいいや。
私の意思と同調したように寝坊をしてしまった為、朝から何も食べていないお腹が、ぐぅと音を立てた。
お店のドアを開け、看板を〔close〕にする。
このお店は2階建てになっており、1階は私がお店をする薬屋になっていて2階部分は私が生活をする為の住居になっている。
1階の電気を消して2階に上がるための階段へ進む。
お昼のご飯は何にしようかな。そう考えながら階段を上っていると、ガタン…ーと少し大きな音がした。
お店はさっき閉めたばかりだし、店内にはお客さんもいなかったはず。
何か動物が入り込んだのだろうか。それとも物が倒れてしまったのだろうか。
疑問に思った私は、階段から1階をのぞきこんだ。
電気を消した1階は昼間なのに薄暗く、人がいるようには思えなかった。
「どなたかいらっしゃいますか…？」
もし、お客さんが残っていたりしたら大変だと思い声を出したが、私の問いに対してなにも音が帰ってこなかった。
やはり何か倒れたのだろうか。そう思い2階に向かっていた足を1階に向き直した時
「動くな。あと大きい声も出さんといてな。」
背後になにかの存在が確認できた時、私の首元には何かが突きつけられていた。
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リンク(プロフ) - シケ様 感想ありがとうございます。面白いと感じて頂けて幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。 (2019年1月12日 19時) (
レス) id: 85cd1761d7 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - うぃ様 こんにちは。お褒めの言葉ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: 85cd1761d7 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - おじゅん様 初めまして。更新が遅くなってしまい申し訳ございません。たくさんの嬉しいお言葉ありがとうございます。これからも変則的ではありますが更新してまいります。どうぞよろしくお願い致します。 (2019年1月12日 19時) (レス) id: 85cd1761d7 (このIDを非表示/違反報告)
シケ - ちょー面白いです！続き待っております(｡･ω･｡) (2018年10月14日 17時) (レス) id: cfbdc17c2a (このIDを非表示/違反報告)
うぃ - ちわぁっす！おもしろいですね！続き待ってます！ (2018年8月31日 19時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンク | 作成日時：2018年6月18日 16時
