＃Dragon Fang...44 ページ46
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で＿＿＿＿。
そこから、会は滞りなく行われた訳なのである。
若干この暑苦しい雰囲気に腰が引けていた私も、見事なまでのどんちゃん騒ぎの中に(鶴丸によって)突っ込まれた。
そこからは、際限無しの飲み会だ。
光忠を筆頭にした料理自慢の刀剣が腕を振るったご馳走は、瞬く間に胃袋の中へ。
『これが、人間が食べてた"料理"ってヤツか...』
「どうかな、君の舌に合うと良いんだけど」
『何言ってんだ？合わないって言う方がおかしいだろこれは！無茶苦茶旨いぞ光忠ぁ！』
...この時の感動は、間違いなく一生ものだ。
光忠も心底嬉しそうに笑っていたし、その隣の伽羅もひたすら箸を進めていた。
＿＿＿＿もちろん、馬鹿みたいに食べ続けてた訳じゃない。
食事が一段落つくと、暇そうな刀剣が現れる。
そこに自ら赴いて、話を聞いたりしたのだ。
「あ、来てくれたの新人さん？俺の自己紹介、まだだったもんね」
笑いながら手を振っってくれたのは、あの爪紅刀剣男士である。
名は、加州清光。
その隣に座っていた気の優しそうな青年は、大和守安定という。
「俺とこいつは、元の主が同じだったんだ。沖田総司ってんだけど、...知ってる？」
『...聞いたことあるような気がしなくもない、かな』
「そっか。沖田君、仙台藩とは直接的な関係は無いしね。蒼天竜も戦国時代の刀だもん、知らなくて当然だよ」
...この会話の後、伽羅に軽くたしなめられたのだが＿＿＿。
あの二人の元主、沖田総司は、かの新撰組、一番隊隊長だったらしい。
新撰組、という組織の名は、本体が所蔵されていた仙台藩の蔵で聞いたことがあった。
窓から見えたあの羽織は、確かに大和守の物と酷似している。
初対面のはずなのに見覚えがあったのは、そのせいだったということだ。
後、言葉を交わしたのは和泉守兼定と堀川国広。
和泉守に至っては、「女士！？その口調と容姿で〜」の暴言を吐いた張本人だったらしいので、試しに喧嘩を売ったらほいほい乗ってきた。
＿＿＿挑発したら挑発し返してくる、それなりに面倒くさいヤツだったのには参ったな...。
喧嘩はどうやら弱い方ではないらしかった。
曰く、
「俺の元主の土方歳三はなァ、若い頃に散々暴れ回ってついたあだ名は"バラガキ"だぞ！俺の喧嘩殺法、なめんじゃねぇぜ！」
...とのこと。
無類の喧嘩好きなら、政宗公だって負けてない。
危うく本気の殴り合いになりかけたのだが←、そこは光忠と堀川の制止によって何とか収まった。
堀川は、良いヤツすぎて感動したってことだけ伝えよう。
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＊紫苑＊(プロフ) - 瑠色さん» ご指摘していただきありがとうございました！早急に直しました。おっしゃる通りですね...以後気を付けますが、もしまたこのような事がありましたら、遠慮なくコメントしてください！ (2019年2月18日 19時) (
レス) id: 9bd0eaa6f6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠色(プロフ) - 失礼します。そねさんは長曽祢虎徹です。蜂須賀さんも虎「徹」です。
細かいですが、銘は大切なものなので、気をつけてください。 (2019年2月18日 1時) (携帯から) (レス) id: 04ea405d06 (このIDを非表示/違反報告)
＊紫苑＊ - 月夜桜さん» コメントありがとうございます！刀剣乱舞の伊達組メインのお話って意外と少ないですよね〜。作者による作者の為の俺得小説とはまさにこれですが、それでも伊達組沼に共感してくださる方がいて、とっても嬉しいです(≧▽≦)頑張ります！ (2018年9月27日 6時) (レス) id: 9bd0eaa6f6 (このIDを非表示/違反報告)
月夜桜 - すごい面白かったです!伊達組メインとか俺得!これからも更新楽しみにしてます! (2018年9月25日 19時) (レス) id: d530b8b740 (このIDを非表示/違反報告)
ぐじゅぇり - 喧嘩上手の戦上手の…………喧嘩はわからんが、うちは薬研が一番レベル高いよ。 (2018年9月4日 19時) (レス) id: f643507f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊紫苑＊ | 作者ホームページ：http://twitter.com/wakagi415
作成日時：2018年8月18日 20時
